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LG電子、最大の「四半期実績」記録…新家電とテレビで


    LG電子は第1四半期に市場予測をはるかに超える実績を出して、四半期の売上高・営業利益の記録を更新した。コロナ19によってペントアップ(抑圧された)消費の需要は、昨年の下半期続いて第一四半期まで続き、生活家電とテレビ事業が大幅に成長を見せた影響とみられる。

    LG電子は7日、今年の第1四半期に売上げ18兆8057億ウォンと営業利益1兆5178億ウォンを記録したと明らかにした。これはそれぞれ前年同期比で27.7%と39.2%増加した数値であり、売上げと営業利益ともに四半期史上で最大の記録だ。これまでの四半期の営業利益の最大値は2009年第2四半期に達成した1兆2438億ウォンで、12年ぶりに四半期の営業利益の記録を塗り替えた。これまでの四半期の売上げの最大値は、昨年の第4四半期に記録した18兆7808億ウォンだった。

    当初、証券業界などではLG電子の第1四半期の営業利益は1兆2000億ウォン水準にとどまると予想した。しかし世界的に景気回復に転換され、これにペントアップ需要までが加わり、プレミアム製品の販売好調を見せた。特にLG電子の売上げのうちで約40%の担う生活家電(H&A)事業本部は、初で四半期の営業利益8000億ウォンを突破したと推定される。売上げも第1四半期中では初の6兆ウォンを超えたものと思われる。

    H&A事業本部の実績を導いたのは「スタイラー」「乾燥機」「食器洗い機」などのスチーム家電を含む新家電部門だ。また空間インテリア家電の「LGオブジェコレクション」など、プレミアム製品もグローバル市場で継続的な売上げ増加を記録している。

    昨年は6000億ウォンに近い売上げを記録したレンタル事業も、高成長を続けて業績に貢献した。 2016年に初めて年間売上げ1000億ウォンを突破したLG電子のレンタル事業は、この5年間は年平均50%レベルの成長を記録している。特に2018年から提供を開始したケアソリューションサービスが好評を得て、レンタル事業の成長を導いている。テレビ事業を担当するHE事業本部もオーレッド(OLED)テレビとナノセルテレビなど、プレミアム製品が北米や欧州などの主要市場で販売量が増加して実績を裏付けた。市場調査機関オムディアによると、第1四半期のLG電子のOLEDテレビの出荷量は75万9000台で、前年同期比で2倍以上増加したと推定される。オムディアは今年、LG電子は300万台以上のOLEDテレビの出荷量を記録すると予想している。昨年の出荷量は205万台だった。

    一方でスマートフォン事業を担当するMC事業本部は、今年の第1四半期までの24四半期連続で赤字を記録した。累積赤字規模は5兆ウォン台に達すると推定される。

    ※関連記事「G電子「赤字」スマホ事業の撤収で実績記録を更新か
  • 毎日経済 | パク・チェヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2021-04-07 17:14:48