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中ファーウェイ、韓国「デジタルニューディール」支援


    • 孙鲁源(スンルウィアン)韓国ファーウェイ代表


    「私どものキャンパスには第5世代(5G)ユーザーが非常に多いのですが、いま私のスマートフォンを見ますとダウンロード速度が515Mbpsで、アップロード速度は115Mbp出ているのを見ることができます。韓国のLGユープラスの5G速度ははるかに良いと思います」。 (カル・ソング ファーウェイグローバル対外協力部門社長)

    韓国が5G商用化2周年を迎えた時点で、中ファーウェイ(華為技術有限公司/Huawei)が記者懇談会を通じて韓国と引き続き協力したい旨を明らかにした。米国の制裁のために半導体の供給が途絶した状態だが、サムスン電子やSKハイニックスとサプライチェーンを継続していきたいという意志だ。米国が提起するセキュリティ問題には実体がなく、半導体供給大乱の責任の一部は米国にあるという点も強調した。

    孙鲁源(スンルウィアン)韓国ファーウェイ社長は、韓国政府が推進するデジタルニューディール事業の多くの分野のデジタル化に貢献したいとし、本人の任期中に韓国に研究開発(R&D)センターを設置する事業にも速度を出せるように努力すると明らかにした。

    ファーウェイは去る13日、ソウルのフォーシーズンズホテルで開かれた「ファーウェイグローバルアナリストサミット2021(HAS 2021)」記者懇談会でこのように明らかにした。

    今回の懇談会は去る12日から2泊3日のあいだファーウェイの本社で行われたHASイベントの一環だ。懇談会にはカール・ソング ファーウェイグローバル対外協力部門社長が、大型テレビのようなファーウェイの「アイデアハブ」という製品を通じて中国のシンセン本社から映像で参加し、スン社長がソウルの現場での発表と質疑応答に参与した。

    スン社長は「韓国ファーウェイは引き続き開放的に協力するつもり」だとし、「SKハイニックスとサムスン電子の他にも、いくつかの韓国の中小企業や大企業と協力中だ」と語った。同氏はまた、「政府が推進する韓国版ニューディールは韓国産業のデジタル化を加速し、韓国の知能化の競争優位性を強化させるだろう」とし、「ファーウェイは積極的に韓国の持続可能なデジタル経済の発展を支援することを望む」と語った。

    韓国R&Dセンターの建設が進んでいるのかという質問には、「昨年のR&D投資は15%増加し、韓国ファーウェイはとても開放的な態度を持っている」とし、「社長在職期間にR&Dセンターの構築に大きな進展があることを願っている」と答えた。

    韓国ファーウェイは2007年に法人を設立した後、韓国の3大通信社と協力してネットワーク事業分野でのサービスを提供してきた。企業(エンタープライズ)と人工知能やクラウドそしてコンシューマー事業分野まで、製品とソリューションそしてサービスを国内で提供している。

    カール・ソング社長は「韓国で、韓国のために(In Korea、For Korea)はずっとファーウェイの韓国事業と経営活動の中核理念だった」とし、「過去5年のあいだファーウェイの韓国企業に対する累積購入金額は370億ドル(約40兆ウォン)に達する」と語った。同氏は続いて「ファーウェイは韓国で、単純な購入ではなくパートナーとの強力なコラボレーションで、グローバル情報通信技術(ICT)とサプライチェーンと産業の発展にともに寄与している」とし、「今後もより多くのパートナーと一緒に韓国のデジタル経済を発展させ、持続可能な発展の目標を達成したい」と語った。

    米国が提起する「バックドア」論議については、実体のない疑惑だという点を強調した。同氏は過去30年の間に170カ国で1500以上の通信事業者を介してサービスを提供しながら、セキュリティ・個人情報に関連する問題は一度も発生していなかった点も強調した。

    ファーウェイの年次報告書によると、ファーウェイの2020年の販売収入は1367億ドルで前年同期比3.8%増であり、純利益は99億ドルで前年比で3.2%増加した。 ファーウェイは2020年末の時点で10万件を超える有効特許を持っており、このうち90%以上が発明特許だ。
  • 毎日経済 | イ・スンユン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2021-04-13 20:11:41