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サムスンSDI、車両用バッテリーでついに黒字…米国進出にも速度


    サムスンSDIは今年の第2四半期、自動車用バッテリー部門で黒字転換に成功した。自動車用バッテリー部門の黒字に支えられて全体に大きく成長し、四半期では最大の売上記録を更新した。サムスンSDIは中・大型バッテリーの黒字基調を着実に継続する一方で、電気自動車市場の急激な成長が進行中の米国進出にも速度を出すという計画だ。

    サムスンSDIは27日、公示を通じて今年の第2四半期の売上げ3兆3343億ウォンと、営業利益2952億ウォンを記録したと発表した。

    前年同期比で売上げは7757億ウォン(30.3%)増加し、営業利益は1914億ウォン(184.4%)増加した。前四半期比で売上げは3711億ウォン(12.5%)で、営業利益は1620億ウォン(121.6%)増加した。

    今回の業績発表で最も目を引くものは、バッテリー事業の黒字転換だ。 2019年の第4四半期にも中・大型バッテリー部門で黒字を出したことがあったが数十億ウォンに過ぎず、翌年の第1四半期はすぐまた赤字を出して「瞬間黒字」にとどまった。

    しかしサムスンSDIの今年第2四半期の黒字規模は第1四半期の赤字を相殺し、上半期の総計でも黒字を達成したことが分かった。第3四半期以降、一回充電で600キロメートル走行可能な次世代リチウム二次電池「ジェン5」の供給が始まり、黒字基調は下半期にも続くと予想される。

    サムスンSDIはこの日、米国市場にバッテリーセル工場の建設も推進する計画であることを明らかにした。既存の「米国進出検討中」という基調から一歩さらに進んで、事実上は米国進出を宣言したわけだ。

    一方でこの日にサムスンSDIは理事会を開き、子会社のエスティエム(STM)に陽極材製造設備や建物の譲渡を決定したと発表した。譲渡価額は1097億ウォンだ。
  • 毎日経済 | ウォンホソプ記者 | 入力 2021-07-27 17:11:27