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ネイバー、また歴代最高の四半期実績あげる

ウェブトゥーンとゼペット好調 


    ネイバーは歴代最大の四半期売上げ記録を再び更新した。ウェブトゥーン、スノー、ゼペットをはじめとするコンテンツ事業が一番の貢献者だ。ネイバーは年末に日本でスマートストアを本格的に開始し、グローバルEコマース事業を強化していく計画だ。

    21日、ネイバーは今年の第3四半期の業績発表カンファレンスコールを通じて、第3四半期連結売上げ1兆7273億ウォンと営業利益3498億ウォンを上げたと明らかにした。売上げと営業利益は前年同期よりもそれぞれ26.9%と19.9%増加した。今年の第2四半期と比較するとそれぞれ3.8%と4.2%増加し、ともに過去最大を記録した。ただし当期純利益は3227億ウォンで、関連会社と投資会社の株式評価損を反映し、前年同期に比べ37.1%上昇したが直前の四半期に比べて40.3%減少した。

    事業部門別ではコンテンツの売上げが前年同期比で60.2%上昇し、検索プラットフォームとコマースやフィンテック、クラウドがそろって30%前後の成長を見せた。

    コンテンツ事業部の場合、前年同期比での売上げはウェブトゥーン79%、カメラアプリのスノーが100%成長する、目に見える実績を上げた。ネイバーのハン・ソンスク代表は「北米のウェブトゥーン月間利用者数が過去最大の1400万人を突破し、取引き額は全地域にわたって均等に成長して、初めて月に1000億ウォンを突破した」とし、「毎月2億人以上は使用するスノーは収益モデルを拡大し、2億4000万人の累積加入者を保有しているゼペットは利用者の増加にともないブランド提携とライブやゲーム機能が追加され、売上げも成長している」と説明した。

    ネイバーのパク・サンジン最高財務責任者(CFO)は、「ウェブトゥーンとスノーは上場(IPO)も長期検討対象であり、コンテンツの知的財産権(IP)の拡張過程で映像制作会社やスタジオなどの買収の可能性も検討している」とした。

    コマース事業はショッピングライブ、ブランドストア、スマートストアの成長で、前年同期比での売上は33.2%増加した。

    ネイバーはグローバルスマートストアポリシーの開始で、前日に日本でベータサービスを開始し、年末に「マイスマートストア」として正式事業を披露する予定だ。ハン代表は「ラインメッセンジャーおよびZホールディングスと協業して、本格的に事業拡大を進めるつもり」だと語った。

    フィンテックは提携先の拡大効果で売上げが38.9%増加した。クラウドは新規顧客の拡大と公共エリアのクラウド移行での売上げが26.2%増加した。これまで主力だった検索プラットフォームは売上げが16.2%増加した。
  • 毎日経済 | チン・ヨンテ記者 | 入力 2021-10-21 19:40:43