記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
数字経済 > 総合

LGディスプレイ、第3四半期の営業利益が222%増加

  • LGディスプレイは情報技術(IT)製品用パネルの輸出好転に支えられ、今年の第3四半期は良好な実績を収めた。

    LGディスプレイは去る27日、第3四半期は売上高7兆2232億ウォンと営業利益5289億ウォンを記録したと明らかにした。前年同期比でそれぞれ7%と222%増加した実績だ。

    液晶表示装置(LCD)テレビ用パネルの価格は下落したが、第3四半期のモニターとノートパソコン、タブレットPCなどに使用されるIT用パネルの出荷が拡大し、LGディスプレイの売上成長をリードした。売上げ全体におけるIT用パネルの比重は前四半期(39%)に比べて6%ポイント増加した45%に達した。 IT用パネルは収益性の高い高級型製品中心で、安定した取引先を確保しており、実績のばらつきを減らすことができた。

    テレビ用パネルの売上比重は、同じ期間に38%から32%と6%ポイント下落した。テレビ用大型有機発光ダイオード(OLED)パネルの売上げは継続して増加しているが、テレビ用LCDパネルの価格下落の影響と見られる。 LGディスプレイは「TV用大型OLEDは今年の目標だった800万台の販売と、年間での黒字転換も可能だと見ている」と説明した。

    第4四半期には部品の需給問題で遅延した出荷量が回復し、全体の出荷面積は第3四半期比で10%なかばほど増加すると予想される。液晶テレビパネルの価格は持続して下落傾向を見せているが、面積当たりの価格が高いモバイル製品の出荷が増加し、全体の面積当たりの価格は小幅で上昇すると予測される。

    一方、LGディスプレイは持続可能な成長のためにESG委員会を開催した。去る26日にLGディスプレイは第1次ESG委員会を開催し、KAISTのイ・チャンヤン経営大学教授を委員長に選任した。同氏は2019年からLGディスプレイの社外取締役を務めてきた。この日の会議でLGディスプレイは新たな成長のための顧客価値の革新と、人間尊重を基盤とする経営をESG経営(環境・責任・透明経営)の方向で樹立し、LGディスプレイだけのESG経営を構築していくことにした。
  • 毎日経済 | パク・チェヨン記者 | 入力 2021-10-27 17:58:02