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OCI、10年ぶりの最大営業利益あげる

太陽光発電素材の好調で 

    • イ・ウヒョン副会長



    国内唯一のポリシリコンメーカーのOCIは万年赤字を払落し、10年ぶりに最大規模の営業利益を達成した。各国の炭素中立(カーボンニュートラル)政策の推進にともなって太陽光発電が再び注目され、基礎素材であるポリシリコンの価格が急騰したおかげだ。

    OCIは27日、去る第3四半期は連結で売上高8887億ウォンと営業利益1946億ウォンを記録したと公示した。前年同期と比較して売上高は90%増え、営業利益は977%急増した。特に四半期基準の営業利益は2011年第3四半期(2530億ウォン)以後、10年ぶりの最大規模だ。 861億ウォンの営業赤字を出した昨年とは異なり、今年は3四半期連続で黒字を出したうえに黒字幅も徐々に増えている点で意味が大きい。

    OCIは原材料価格の引き上げや物流の乱れによる出荷の延期などにもかかわらず、ポリシリコン販売価格の上昇と、子会社の東洋化学不動産開発(DCRE)の分譲売上げ、米国太陽光発電所プロジェクトの売却などで実績改善に成功したと説明した。事業部門別では、ポリシリコン中心のベーシックケミカルが1500億ウォンの営業利益を記録した。出荷不足で販売量は前四半期より10%以上も減少したが、太陽光発電用ポリシリコンの販売価格が28%上昇し、営業利益率は1年ぶりに11%から42%にまで上がった。

    OCIのイ・ウヒョン副会長はカンファレンスコールを通じて、「OCIは(鉄鋼副産物を活用した)液状ピッチから高軟化点ピッチまで一括して生産できる、世界に2~3社しかない技術力を備えた会社」だとし、「50年をこえる業力で高純度製品を作れる技術を開発し、ポスコグループと良い結果を出すことができるように努力する」と語った。


  • 毎日経済 | パク・ユング記者 | 入力 2021-10-27 19:37:17