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GSエネルギー、UAEのブルーアンモニア開発に参画

日本の三井と共同で 


    • GSエネルギーは14日(現地時間)、アブダビのアブダビ国営石油社屋でブルーアンモニア開発プロジェクトに共同参加する内容の契約を締結した。左から許容水GSエネルギー代表、アドノックのスルタン・アル=ジャービル総裁、三井中東の中川勝代代表。 [写真提供=GSエネルギー]


    GSエネルギーは2025年から年間20万トン相当のブルーアンモニアを国内に持ち込む。国内導入量では最大規模だ。アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC/アドノック)が主導するブルーアンモニア開発プロジェクトに参加しながら得た結果だ。

    GSグループのエネルギー専門事業持株会社であるGSエネルギーは去る16日、アドノックのブルーアンモニア開発事業の持分10%を確保し、共同事業者に選ばれたと明らかにした。事業者選定を公式発表する行事は、去る14日(現地時間)にアブダビのアドノック社屋で行われた。この日の行事には許榕秀(ホ・ヨンス)GSエネルギー代表、スルタン・アル=ジャービル総裁など両社の主要関係者が参加した。

    ブルーアンモニア開発プロジェクトにはアドノック、GSエネルギー、日本の三井が参加する。 GSエネルギーと三井が持分をそれぞれ10%ずつ保有する形態だ。

    今回の企画には炭素捕集からアンモニア生産まで、全ての工程が含まれる。 2025年から年間100万トンのブルーアンモニアを生産し、GSエネルギーはこのうち年間20万トンの生産量を確保した。このブルーアンモニアは水素自動車と混焼発電に使われることになる。

    アンモニアクラッキングで生産した水素は水素自動車の燃料に、ブルーアンモニアはGSグループ系の石炭発電所などの混焼燃料として使用される予定だ。発電用と自動車用などに使われることで、炭素中立(カーボンニュートラル)に寄与する役割を担うわけだ。

    20万トンのブルーアンモニアをクラッキングしたときに得られる水素は約3万トンだ。これは国内の代表的水素車である現代自動車のNEXO(ネッソ)7万5000台が同時に地球を一周(約4万キロ)できる量だ。

    ブルーアンモニア開発事業は、GSグループが拡大しているESG経営(環境・責任・透明経営)の一環だ。 GSエネルギーはESG経営のためにグリーン発電のポートフォリオ拡張、スマート電力ソリューション市場の先導、循環資源生態系の構築、清浄水素経済インフラの再編・先導などの4大戦略を樹立して具体化している。また去る10月、政府と企業の共同による「水素先導国家ビジョン」を具体化する過程の一部でもある。
  • 毎日経済 | イ・ユンジェ記者 | 入力 2021-11-16 18:15:24