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ポスコ、光陽4高炉がスマート溶鉱炉として再誕生

    • 10日、改修を終えた全羅南道(チョルラナムド)光陽(クァンヤン)製鉄所4高炉の火入れ式でポスコグループのチェ・ジョンウ会長(左から4番目)など役職員が初めて火をつけている。左からポスコ労経協議会のイ・ボンソク全社勤労者代表、ポスコ労働組合のキム・ギョンソク委員長、ポスコのキム・ハクドン副会長、チェ会長。[写真提供=ポスコ]



    1992年に竣工したポスコの全羅南道光陽製鉄所4高炉が2度目の改修作業を成功裏に終え10日「3度目の人生」を始めた。今回の改修作業を通じて光陽4高炉はスマート・エコ溶鉱炉に進化した。

    光陽4高炉は性能を改善するため2021年1月、一部設備から事前工事に着手し1年6か月間設備を改修した。通常、高炉は稼動を始めた後、15年ほど操業すれば改修しなければならない。ポスコはこの日、光陽製鉄所でポスコグループのチェ・ジョンウ会長、ポスコのキム・ハクドン副会長、ポスコ建設のハン・ソンヒ社長、ポスコケミカルのミン・ギョンジュン社長、ポスコICTのチョン・ドクギュン社長などグループ会社の役職員が参加した中で光陽4高炉の火入れ式を進めた。再び鉄の生産を始めたのだ。

    チェ会長は「今日は光陽4高炉が皆さんの大切な汗と努力で世界最高の競争力を備えた高炉に生まれ変わった日であり、ポスコグループが持株会社体制に転換して100日目になる日でもあり意味深い」として「製鉄所の象徴である高炉のようにポスコも世界最高の地位をより強固にしポスコグループの堅固な支えになってほしい」と話した。光陽4高炉は1992年9月に内容積3800立法平方メートルで竣工し操業を始め、2009年に1次改修を通じて5500立法平方メートル規模に拡大した経緯がある。

    今回の2次改修には計3703億ウォンが投資され延べ27万人が工事に参加した。PM2.5の排出は従来より最大90%低減した。また、操業全般を予測し自動制御する「スマート高炉システム」を備え費用は節減し操業安定性は強化した。ポスコは浦項(ポハン)製鉄所に3か所、光陽製鉄所に5か所など国内で計8か所の高炉を稼動している。ポスコ初の高炉である浦項製鉄所1高炉は昨年12月、金物の生産を中断した経緯がある。
  • 毎日経済 | ハン・ウラム記者 | 入力 2022-06-10 17:31:26