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韓国コスメ、日本で大人気「TWICEのように化粧したい」

    • 先月、日本で開かれたCJ ENM代表韓流イベント「KCON 2022 Premiere in Tokyo」で日本の消費者が韓国式メイクを体験している。



    「223%」

    CJオリーブヤングが第1四半期、日本のEコマース楽天とQoo10(キューテン)で上げた売上成長率だ。オリーブヤングは日本の有名オンラインプラットフォームである2か所に入店し韓国コスメを紹介している。2019年5月に進出して以来、成長速度がさらに速くなる傾向だ。K-POP、Kムービーなど韓流ブームが日本国内の特定世代を超える文化的現象を見せ、韓国コスメにもいい影響を与えている。オリーブヤングの関係者は「再び訪れた日本国内の韓流ブームでKビューティーの需要も大きく増えた」と伝えた。

    韓国コスメが日本でブームを巻き起こしている。韓国文化コンテンツの人気で韓国的な美に対する関心が高まっているからだ。韓国観光が2年間滞り、韓国ビューティー消費で韓流への欲求を解消しようとする若い消費者も増えている。最近、駐日韓国大使館で韓国観光ビザを受けようとする日本人の「徹夜待機」が話題を集めたりもした。先月、日本で開かれたCJ ENMの「KCON 2022 Premiere in Tokyo」にも韓国式化粧をしようとする日本消費者がいっぱいだった。

    韓国コスメが韓流の恩恵を受けるのは数値でも証明される。日本オリーブヤングに入店したブランドバイオヒールボ(BIO HEAL BOH)とウェイクメイク(WAKEMAKE)の第1四半期の売上は各4倍と2.4倍増えた。バイオヒールボは歌手のカン・ダニエルが、ウェイクメイクはガールグループTWICEのサナがモデルだ。2人は日本でトップの人気を博している韓流スターだ。

    ABLE C&CのA'pieu(アピュー)も韓流効果を十分享受した。昨年のアピューの売上げは前年同期比4倍も伸びた。2020年5月に初めて進出して以来、成長幅が急速に大きくなったと会社側は付け加えた。やはり成長動力はK-POPだった。アピューの専属モデルはTWICEのダヒョンとサナだ。TWICEは日本で国民ガールグループとして通じるほど大きな人気を集めている。マデカソサイド、ジューシーパン スパークリングティントなど主要ベストセラー製品群の売上が前年対比それぞれ619%、65%増加した。

    市場分析を通じた現地化も韓国コスメの人気要因として通じている。明るく華やかな化粧が好きな日本女性を攻略するための製品が、目玉商品として生まれ変わった。「アピュー ジューシーパン スパークリングティント」は唇に果汁を含んだような発色で完売を記録し続けた。国内ブランドであるリアルバリア(real barrier)も最近日本で発売した「ブルーブライトニングクリーム」が販売初日に完売を記録した。

    国内化粧品業界の日本進出に拍車がかかる見通しだ。化粧品最大市場である中国の不確実性が続いているためだ。LG生活健康は日本市場を攻略するための現地化に乗り出した。最近は、肌に有益な発酵菌株を研究するための「マイクロバイオームセンター」を北海道小樽市に設立した。高品質化粧品に関心の高い日本消費者を越え世界市場まで狙う前哨基地だ。化粧品メーカーのコスマックスは今年3月、日本現地法人を設立した。
  • 毎日経済 | カン・ヨンウン記者 | 入力 2022-06-23 17:21:48