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外貨準備高で防御したものの 貿易赤字は膨みウォンは年初来安値
12日、1ドル当たりのウォン相場が前営業日比8.2ウォン下落した1312.1ウォンで取引を終えた。コスピも前日より22.51ポイント（0.96%）下落した2317.76で取引を終えた。 [イ・スンファン記者]
ドルに対するウォン相場が続落し年初来安値を更新した。
12日、ソウル外国為替仲介によると、同日、1ドル当たりのウォン相場は前日の終値（1303.9ウォン）比8.2ウォン安の1312.1ウォンで取引を終えた。ウォン相場は、世界金融危機当時の2009年7月13日（1315ウォン）以来の最安値を記録した。
韓国銀行の金融通貨委員会を控え、かえってウォン安が進み、為替当局の苦心も深まっている。当局はウォン安防御のため、今年第1四半期だけで過去最大規模の83億1100万ドルを売り越した。韓国の外貨準備高も世界金融危機以降、最も早いテンポで減っている。6月末、韓国の外貨準備高は4382億8000万ドルで、前月より94億3000万ドル減少した。世界金融危機に見舞われた2008年11月（117億5000万ドル減少）以来、13年7か月ぶりの最大の減少幅だ。
通常、ウォン安は韓国の輸出製品の価格競争力を高めて外貨流入につながった。しかし、最近は世界経済の成長率が下がり、輸入原材料価格の上昇と貿易収支赤字へとつながる悪循環の輪を作っているという分析だ。関税庁によると今月1~10日の貿易収支は55億2800万ドルの赤字（通関基準暫定値）を記録した。- 毎日経済 | キム・ユシン記者/アン・ビョンジュン記者/クォン・ハンウル記者 | 入力 2022-07-12 17:51:13
