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ウォン相場、一時的に値上がり 「中長期的にはウォン安圧力が優位」

  • 28日、ソウル外国為替市場で対ドルでのウォン相場が前営業日より17.2ウォン値上がりした1ドル=1296.1ウォンで取引を終えた。米国の通貨政策に対する不確実性が解消され金融引き締めも緩和されるだろうという期待感から、ウォン資産などリスク資産を好む心理が回復した影響が大きかった。

    しかし、このような動きは一時的なもので、今後の市場の流れを計るのに大きな意味を付与することは難しいというのが専門家の衆論だ。中長期的には米国と世界的な景気低迷への懸念から安全資産を好む現象が強まり、ウォン安圧力のほうが高いという見方が優勢だ。

    韓国の金融当局も短期市況よりは中長期傾向に合わせた対応措置を進める。金融監督院は国内外の不確実性に備えて金融会社が保有している外貨債権を活用し、海外で外貨を調達する案を推進することにした。

    イ・ボクヒョン金融監督院長は28日「市場リスク点検会議」を開き、FOMCの結果と関連して国内外の金融市場の動向を点検しながら、このような対応策を発表した。この日の会議では対内外の条件悪化のなかでも国内金融圏の外貨流動性は安定的な水準を維持しているが、有事の際に備えて金融会社が保有する外貨債権を活用して海外で外貨を調達する方案を推進することにした。
  • 毎日経済 | ソ・ジョンウォン記者/キム・ヘスン記者 | 入力 2022-07-28 17:39:30