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第2ロッテモール、入店業者の売上げが目標値を大幅に下回る
有料駐車でかさばる商品の購入を嫌がる…配送サービス、必死のあがき
- 駐車予約制・駐車全面料金制で第2ロッテワールドモールの駐車場利用客は予想よりも減少したが、それによって入店業者の売上げは、目標値を大幅に下回ることが分かった。このことから、入店業者はいわゆる「オープニング効果」はいうまでもなく、売上げ不振にため息は深い。
ロッテグループによると10日、先月14日から順次オープンした第2ロッテワールドモールの、商品群別の売上げ実績を集計した結果、商品販売よりも飲食業の平均売上げがはるかに高いことが分かった。特にこの3週間、名品館のアヴェニュエルの売上げは目標値の80％、ロッテマートはほぼ半分にとどまったことが分かった。
ロッテの関係者は、「訪問客は着実に増えているが、1人当たりの購入額は低い方」だとし、「特に実績が振るわないところは大型マートで、ロッテマートの場合は農水産食品の陳列率が30％ほどになるが、ショッピング客は生鮮食品や大量購入を嫌がり、売上げが伸び悩んでいる」と語った。
このように実績が期待に満たないのは、駐車予約制・駐車全面料金制でショッピング客が車を持って来ないことからかさばる商品の購入を嫌がって、軽いショッピングや外食ばかりするためだと分析される。
ロッテワールドモールに入店した衣類会社の役員は、「レストランだけ良いようだ」とし、「ショッピング客は可能なかぎりかさばらない小物や、単品で購入する傾向を見せている」と語る。この役員は、「コートやパディングなど、かさばる商品が主になる冬商品の販売が本格化すると、購入顧客がさらに減らないかと心配だ」と語った。
このことから、ロッテマートは7万ウォン以上購入した顧客には近隣地域に限り送料サービスを行い、先月末から今月5日まで先着順で1万人に、ショッピングカートの代わりに使うことができる90リットルのハンドカートを謝恩品として提供した。とは言え、これに対してもショッピング客の不満は少なくない。盆唐（プンダン）から来たあるショッピング客は、「配送サービス地域が近隣地域に制限されたうえ、生鮮食品や破損のおそれのある商品は配送できないし、配達サービスを利用できる人は多くないようだ」と訴えた。
さらには顧客の不満がサービス要員に集中して、最近になってサービスの従業員が退社するケースも増えている。ロッテマートの関係者は、「第2ロッテワールドモールの許認可の内容をよくご存知ない方の中には、ロッテが商売根性で駐車料金をとると、従業員に抗議する人々も少なくなく、従業員が頭を悩ませている」と語る。さらに配送サービスもまた交通渋滞の要因となる可能性があるため、全顧客を対象にしたり地域を限定せずにサービスすることは考えも及ばないというのが実情だ。
駐車事前予約制と駐車料金全面有料化で、まずは公共交通機関の利用客は増えているようだ。ある交通政策研究所によると、第2ロッテワールドモールのオープン後、地下鉄2号と8号線の利用顧客は20％増え、近隣のバス停留所10カ所の乗客も20％ほど増えたことが分かった。ソウル市とロッテグループは今月中旬、第2ロッテワールドモールオープン以来一ヶ月間の交通影響を評価する会議を開き、駐車場の問題などをさらに議論する予定だ。 - 毎日経済_キム・ヂュヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-10 17:08:43
