記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
数字経済 > 企業

アモーレパシフィック、日本から撤退した「Kビューティー」このまま終わり?

    • < 東京ショッピングモール内の化粧品売り場 >

    韓流ブームでアジアで急速に勢いを拡張してきた化粧品業界が、韓流消費の中心である日本と中国での危機を迎えている。

    国内代表化粧品企業であるアモーレパシフィックは、高価ブランド「アモーレパシフィック」を日本から撤退することにすることで、波長が憂慮されている。アモーレパシフィックは、円安に伴う収益率悪化でこのような決定を下した原因と知らされたが、これだけでなく、最近の韓日環形の悪化による日本国内の雰囲気悪化もやはり影響を及ぼしたものと関連業界は分析している。

    化粧品は韓流ブームに乗って高価だけでなく、中低価ブランドまで進出している。したがって、アモーレパシフィックの日本市場撤収は新たな突破口を用意するのが難しいという判断が作用したものとみて危機感が高まっている。

    日本に進出しているファッションメーカーも円安の余波を避けるのが難しいものとみられる。ファッション企業の海外進出は実益よりは対外力量強化という象徴的な側面が大きかっただけに、あえて損害を甘受してまで日本市場を維持する必要があるのかというのが業界の解釈だ。

    円安現象で日本の観光客が減少し、韓国国内市場が大きな打撃を受けている。このような状況が日本国内の韓国製品の危機にまでつながり、「円安現象」の波長がどこまで拡大するか成り行きが注目されている。

    中国もやはり状況は大きく異ならない。中国国内の規制が強くなり、化粧品はもちろん、ファッションの中国国内進出や市場の拡大が難しくなった。関連業界は中国の合作進出でなくては中国で事業を展開する方途がないという。これは、既に進出している企業も容易ではないということだ。

    韓流がアジアはもちろん、ヨーロッパや米国に拡張されているが、化粧品とファッション界の韓流の風は絶頂を迎える前に障壁にぶつかって極限の危機を迎えている。
  • シックニュース_ハン・スクイン記者/写真=シックニュースDB | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-09 10:16:07