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少額口座振替の文字通知必須...金融委、CMS管理強化

検察「口座振替詐欺」一団5人起訴 

  • 今後、CMS(Cash Management Service・現金管理サービス)自動振替サービスの利用機関は、出金振替予定事実を事前に文字メッセージで告知しなければならない。また、出金振替同意事実を利用者に、文字メッセージで通知しなければならない。新規にCMSを利用する機関は、実際の営業可否に対する検証を受けなければならない。

    金融委員会は18日、こうした内容を骨子とした金融決済院CMS安全性強化策を発表した。先月末に発生した無断出金事故を契機に、CMS利用が非常に厳しくなっている。

    CMSは定期的に少額・大量口座振替を管理するために、事前に約定された額の口座振替を代行するサービスだ。現在、1万6500の機関が利用中で、取引規模は年間約7億件、89兆ウォンにのぼる。利用機関は利用者らにいつ、どの会社に、いくら出金するかを文字メッセージで事前に案内しなければならない。

    利用機関で振り込み期日も延長される。現在、利用者の口座から出金されると翌営業日(D+1日)に利用機関の口座に振り込まれる。今後は不当出金事実を早期に認知できるように、新規申請機関に対しては利用機関振替日を、D+1日からD+3日へ延長した。

    新規登録機関に対しては、出金可能額を原則として担保・保証の範囲に制限することにした。現在、零細業種に対しては出金可能額対比で一定部分を担保・保証などで受けている。

    金融委の関係者は、「CMSの安全性強化策は、金融決済院CMS規約と約款改定、電算開発などを通じて来る4月に施行する」と語った。

    一方、ソウル中央地検先端犯罪捜査2部(部長検事イ・ジョンス)は、インターネットを通じて7万6851人(11万4186件)の個人情報を300万ウォンで購入し、6539人の口座から1億3000万ウォンを横取りしようとした新型詐欺団5人のうち4人を拘束起訴し、1人は在宅起訴した。

    検察によると、この詐欺団はHソフトという幽霊会社を作り、「代理運転アプリ使用料」という虚偽の名目を掲げ、被害者の口座から金を奪おうとしたが、被害者の抗議で犯行は未遂に終わった。詐欺団は一件当たり26ウォンで個人情報を買い入れたわけだ。

    主犯のキム某氏(34)は、金融決済院がCMSの場合は顧客同意書を確認しない抜け穴を把握し、犯行を計画した。検察関係者は、「今回の事件と関連して、個人情報データベース販売へ対し継続追跡している」と語った。
  • 毎日経済_パク・ヨンボム記者/キム・セウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-02-18 17:06:03