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ESS開発に政府、初の支援

再生可能エネルギー技術の開発に2200億投入 

  • 政府が再生可能エネルギー技術の開発に今年、2200億ウォンを投入する。全体エネルギーのうち、再生可能エネルギーの割合を、2035年までに現在の3倍ほどに高める、第2次国家エネルギー基本計画の後続措置だ。

    合わせて政府は、発電用高効率大型ガスタービンの開発に195億ウォン、電力ピーク対応エネルギー貯蔵装置(ESS)の開発に政府資金70億ウォンを初めて投資するなど、エネルギー新技術の開発にも予算を大幅に配分した。

    21日、産業通商資源部(以下、産業部)から入手した「2014年度エネルギー技術開発投資方向」文書によると、産業部はこのような予算案を確定し、施行に入った。今年のエネルギー技術開発事業予算は総8063億ウォンに確定した。クリーンエネルギーの普及を拡散させる一方で、電力需要の管理に対応するための核心技術を確保するという内容が盛り込まれた。

    投資方向の確定案を見ると、最も目立つ部分は再生可能エネルギーの技術開発分野だ。産業部は電力基金を通じた再生可能エネルギーの融合核心技術の開発に、2242億ウォンを投資することにした。今年のエネルギー技術開発予算のうち、最も大きな割合を占めている。政府は昨年にも再生可能エネルギー技術の開発に1765億ウォンを投資したことがあるが、今年は27.1%予算を増やした。

    これは今月初めに確定された第2次国家エネルギー基本計画で、再生可能エネルギーの割合を高めることにしたことによるものだ。政府は2次エネルギー基本計画で、再生可能エネルギーの普及目標を2015年に4.2%、2025年に6.8%、2035年までに11%に増やすことにしたことがある。

    発電用の高効率大型ガスタービンの技術開発にも195億ウォンが投資される。発電所で使用されるガスタービンの効率を最大化し、電力供給量を引き上げる技術だ。政府はこれを国産化し、海外依存度を減らすという目標だ。また、突き上がる電力需要の代替として注目されている、エネルギー需要管理のためのESS技術開発にも、政府資金70億ウォンが投入される。ESSとは、発電所で過剰生産された電力を保存した後、電力ピーク時に送電するシステムをいう。これらの技術は、今年初めて資金が投入される。
  • 毎日経済_キム・ユテ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-01-22 17:31:39