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創業7年のベンチャー企業SPIGEN、北米だけで1000億ウォンの売上への挑戦の秘密

    SPIGEN(シュピゲン)は、2009年に設立された国内のベンチャー企業だ。iPhoneとGalaxyなどのスマートフォンの普及初期にプレミアム保護フィルムとケースを開発し、一気に国内市場1位になった。

    事業初期には保護フィルムが売上高の大部分を占めていたが、アーマー(ARMOR)シリーズが人気を呼び、最近ではケースが80%以上を占めている。過去4年間で、スリムアーマー(SLIM ARMOR)、タフアーマー(TOUGH ARMOR)、タフアーマーテック(TOUGH ARMOR TECH)などは、北米地域だけで660万個以上、国内と欧州、アジアなどを合わせて合計1000万個以上が売れた。SPIGENはこのような人気に米国アマゾンで実施するモバイルアクセサリーブランドランキングで2位に名を上げながら、グローバルブランドとなっている。

    売上高は、創業2年目に200億ウォンを超え、4年目の2012年には500億ウォンに達するなどと急速に成長を続けている。最近では、海外60カ国以上で輸出量が増え、昨年に1500億ウォンに迫る売上を上げたりもした。SPIGENは特に、海外の最大市場である米国・カナダで全体の売上高の60%以上を上げながら、近いうちに北米だけで1000億ウォン以上の売上も期待している。

    クク本部長は、「初期の液晶保護フィルムにとどまらず、スマートフォン全体を保護する全身フィルムを開発し、市場の注目を受け、ケースではエアクッション、スパイダーウェブなどの保護能力を高める約30種類の特許で高い顧客の呼応を得ている」とし、「最近は、モバイルアクセサリーにとどまらず、自動車アクセサリー事業に進出しており、より多様な生活小物事業に拡大することも推進している」と説明した。

    SPIGENは昨年、スタンド、充電器、ケーブルなどの20種類以上の車両用品を発売しており、成功的な市場参入実績を生んでいる。主力製品である自動車用スタンド「ステルス(Stealth)」は、簡単に取り外しできる機能性とすべてのスマートフォンに使える互換性のある能力で高い点数を受け、わずか約1年のあいだに国内で15万個以上が売れた。これに後押しされ、車両用品事業は、前年比で20%の売上高が増加している。
  • 毎日経済 チン・ヨンテ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-07-18 15:15:29