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仁川空港公社チェ・ホンヨル社長代行「9年連続で世界最高」
100年超える世界的空港、仁川空港からノウハウを学ぶ
- 100年超える世界的空港、仁川空港からノウハウを学ぶ
「国際空港評議会（ACI）の世界総会が韓国で開かれるということは、それだけ仁川空港の位相が世界的に高まったという傍証です。今や韓国は名実共に世界の空港の中心に聳え立ちました」。
世界の空港業界の最大の祝祭である「2014国際空港協議会世界総会」が27日、ソウルのCOEXで幕を上げた。仁川国際空港はこの日、9年連続で空港サービス世界1位を達成し、自国で賞牌を受賞する栄光を得て、世界の空港人たちの羨望を買った。
この日の世界会議に参加したチェ・ホンヨル仁川空港公社社長職務代行は、毎日経済とのインタビューで「23の政府機関や空港に入居している900社あまりの入居企業の約4万人あまりの空港職員が、部処間の壁を取り除いて疎通と協業を重視した結果、‘9年連続で世界の空港評価一等’という目標を達成した」と受賞所感を明らかにした。
仁川空港は去る2月、ASQ総合順位（Global Ranking）の評価で5点満点の4.97点を獲得し、シンガポールと北京空港を追い抜いて1位に上がった。2005年から2013年まで、9年連続で1位を占めたのは世界で仁川空港が唯一だ。
また、ASQ評価対象の一つである「アジア・太平洋最高の空港」、「中・大型空港（旅客2500万～4000万人）」部門でも仁川空港は9年連続1位を記録した。
チェ社長職務代行は、「ACI世界総会に出席するために、世界73カ国の空港業界関係者800人余りが韓国を訪れて、仁川空港の進んだシステムを見学して感嘆を禁じなかった」とし、「今回のACI世界総会韓国開催を契機に世界空港連盟を作り、全世界の空港産業の課題と代案を検討して先導する協議体を構想している」と説明した。
チェ社長職務代行は引き続き、「仁川空港は今年初め、オランダのスキポール空港、フランスのシャルル・ド・ゴール空港と戦略的パートナーシップを締結した」とし、「100年以上の歴史を持つ世界的な空港が仁川空港とパートナーシップを締結し、仁川空港のノウハウを学ぼうとするほど、仁川空港のブランド価値は世界的水準」と説明した。
実際、仁川空港公社は9年間のサービス評価1位の力量を土台に、海外の空港に対する運営支援・経営管理・建設管理・株式投資などの多様な形の海外事業を推進し、イラク・フィリピン・インドネシアなど8カ国で17事業に進出し、7120万ドルの外貨を稼いでいる。
チェ社長代行によると、仁川空港の乗り換え率が落ちた最大の理由は、日本や中国など東北アジアのハブ空港の地位を仁川空港に奪われた周辺国が、政策的に米・欧州の直行便を増やしているからだ。仁川空港はこれを打開するために最近、出国審査場の審査台を既存の40から51まで増やし、また「ファストトラック」を新設して子どもと高齢者をより心地よく迅速に通過させるなどの努力を傾けている。
チェ社長代行は、「短期的に数ヶ月乗り継ぎ客が減ったが、仁川空港の乗り換え客は2001年の162万人から2013年には702万人と、年平均13％ずつ持続的に成長している」とし、「特に2018年、平昌冬季オリンピックに合わせて第2空港を建設しており、仁川空港の近隣用地100万坪ほどを確保して、コンベンションセンターやゴルフ場などの建設を推進するなど、新規需要の創出にも力を入れている」と強調した。 - 毎日経済_チャン・ヂェウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-05-27 17:38:43
