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「再建築受注戦」裏金を暴露…札束から名品バッグまで

    これまでのあいだ、ソウル市江南の再建築受注戦が各種裏金による違法行為が横行するという噂が出回った。受注戦に乗り出したある建設業者が金品の散布を直接暴露したことで、政府も事実確認に乗り出した。

    建設業界が緊張している。

    再建築受注戦が激しく繰り広げられたソウル市蚕院洞のあるアパートだ。このアパートの再建築施工権をつかもうとGS建設とロッテ建設が正面から戦ったが、施工会社として選定されたGS建設は、ロッテ建設が再建組合員に提供したと申告された金品を公開した。

    現金の束をはじめデパート商品券、名品バッグや高価な掃除機まで、全部で25件の違法行為が摘発された。

    ロッテ建設は反発した。

    申告された内容は事実と異なり、むしろGS側が受注過程で犯した不法行為の多くが申告されたと対抗した。ロッテ建設の関係者は、「わが社にも(相手側と関連した)それ相応の資料がある。今後はGS建設が根拠のない書類を配布することに対し、法的措置を検討している」と明らかにした。

    再建築受注戦に参加した企業が、相手の違法行為を公開的に取り上げるのは異例のことだ。

    建設会社はどの企業も不法論難から自由になれない状況で、過熱した受注競争は泥沼の戦いに広がっているという指摘も出ている。

    現行法は施工者選定と関連し、金品や接待など財産上の利益を提供できないようにしている。

    国土交通部はGS建設の暴露に対して事実確認に乗り出す一方で、再建築の受注過程で発生する不法行為を根絶するための対策を考えている。
  • MBNニュース パク・ユヨン記者 / 写真=MBN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2017-10-17 07:28:00