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李柱烈韓銀総裁「来月、利上げを前向きに検討」…国政監査で明らかに

  • 李柱烈(イ・ヂュヨル)韓国銀行総裁は、来月30日に開かれる今年最後の金融通貨委員会で基準金利を引き上げることを強く示唆した。 22日、国会で開かれた企画財政委員会の国政監査で金光琳(キム・グァンリム)自由韓国党議員が、去る18日の金融通貨委員会のときに発表した金融政策の方向示唆で、これまでの「緩和程度の追加調整の可否を慎重に判断していくつもり」だという表現から「慎重」をはぶいた理由を問う質疑に、「実体経済が大きく乱れた場合、11月の金通委で利上げするかどうかを前向きに検討するという意味だ」と明らかにした。李総裁は「利上げが近づいたことを意味するのか」という問いにも再び「そうだ」と答えた。

    李総裁は「これまで物価と景気に重点を置いて金利を決めてきたが、そのあいだに金融安定の危険性が大きくなって、これに対する警戒心を持って金融政策を運用する時点がきた」とし、「しかし金利引き上げが景気と物価の流れに影響を与えてはいけない」という前提条件をつけた。

    李総裁の発言に債券・外国為替市場が動いた。3年満期と5年満期の国庫債金利は、それぞれ2.0bp(1bp=0.01%ポイント)と2.1bp上昇した2.009%と2.163%で取引を終えた。前半は下落で出発したが、李総裁の発言に続いて中国の証券市場が大幅に反騰することに成功し、韓国株式市場も上がって債券金利の上昇を導いた。ドル当たりウォンの値は前取引日よりも3.70ウォン上がった1128.40ウォンで取引を終えた。
  • 毎日経済_イ・ユソプ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-10-22 18:15:59