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外国人「セル・コリア」停まる…コスピ3%上昇

  • ■ 外国人の「セル・コリア」止まる

    外国人がついにコスピに戻ってきた。 3月に「コロナ19」がパンデミックに広がった後、韓国の株式を無差別に売っていた外国人は、43日(取引日基準で31日)ぶりで買い越しに転じた。 2008年の「世界金融危機」の時に44日(33営業日)の連続売りを行った後で最長期間の連続売り越しがついに終わった。

    • 外国人のコスピ売買状況


    コスピも先月11日以降、37日ぶりに1900線を取り戻した。

    17日のコスピは1914.53で、前日比で3.09%上昇して取引きを終えた。今年の最高点だった1月22日(2267.25)に比べると依然として15%以上も落ちた状態だが、低点(3月19日の1457.64)と比較すると30%以上も回復した。コロナ19が中国や韓国などのアジアではっきりと進展局面に入ったし、状況が悪化の一途だった米国などでも4月に入って感染者数が鈍化するようすを見せ、韓国の株式から足を引いていた外国人が再び「買え」に転じたように見える。

    外国人はこの日、3186億ウォンぶんを買い越した。 3月5日から30営業日連続で売り越しと続け、14兆7600億ウォン分の株式を売ったことと比較するとまだ金額的にはわずかだ。しかし買い越しに転換したことそのものに意味があるという意見もある。キム・ハクキュン信栄証券リサーチセンター長は、「外国人はこれまで実体経済への打撃に対する不安心理で、過度に多く売った」とし、「心理的な要因に起因する売りは沈静化したと見ることができる」と語った。

    特に16日(現地時間)、ドナルド・トランプ米国大統領が3段階の経済活動の再開のためのガイドラインを発表し、危険資産である株式に対する選好雰囲気が強まった。米国経済がほんらいの位置をとりもどす姿を見せるやいなや景気回復の速度が速まり、これは韓国のような輸出国にも肯定的な影響を与えると予想されて外国人がついに戻ってきたわけだ。

    ■ アジア証券市場にも好影響

    さらにはGilead Sciences(ギリアド・サイエンシーズ)社の抗ウイルス剤「Remdesivir(レムデシビル)」が、コロナ19に対する治療効果を示したという知らせも好材料として作用した。レムデシビルが臨床で発熱や症状の緩和の結果を得たという外国メディアのおかげで、治療剤の開発可能性への期待から恐怖心理が大きく緩和された。

    韓国だけでなく、アジア主要国の証券市場もともに強気を見せた。日本の日経225は前日比で3.15%高の1万9897.26で取引きを終えたし、台湾の加権も前日比で2.14%高の1万597.04を記録した。上海総合も前日比0.66%上昇した2838.49で終えた。
  • 毎日経済_パク・イネ記者/アン・ガプソン記者/シン・ユギョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-04-17 19:51:29