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韓ジェネクシン社「世界で最も早くコロナワクチンを出す」


    「政府がいまのように費用を支援して迅速に承認してくれさえすれば、年末からコロナ19のワクチン候補物質GX-19の臨床3相に入ることができる。コロナ19が拡散した国々でも臨床を同時に進めて、来年の下半期には対策製品を出すつもりだ」。

    コロナ19のDNAワクチンを開発中のジェネクシン(Genexine)社のソン・ヨンチョル会長は17日、毎日経済新聞とのインタビューで「食品医薬品安全処の協力でGX-19の臨床に迅速にとりかかることになった」とし、「政府の費用支援とすみやかな臨床承認だけあれば、世界で最も早くコロナ19ワクチンを出荷することができる」と自信を見せた。

    ソン会長は「臨床1相は今月から江南と新村のセブランス病院で、成人40人を対象に開始する」とし、「隔月でワクチン候補物質GX-19を2回摂取した後、2週間と4週間後にウイルスを死滅させる中和抗体が発生して維持するかどうかを見ることになる」と説明した。

    ソン会長は「年内に臨床2b・3相に着手する準備時間などを勘案し、臨床第1相・2a上の中間結果だけで3相など、追加の臨床承認を迅速に受けることが必要」だとし、「英国と米国などではコロナ19に備え、臨床段階をオーバーラップさせて承認を迅速に行う」と強調した。

    ソン会長は国内だけでなく、全世界の各国でコロナ19ワクチンの臨床を進めて出荷地域を拡大するとした。同氏は「東南アジアと中東や南米、ヨーロッパなどのコロナ19拡散傾向の強い地域で、全5000~1万人規模での臨床2b・3相を行うつもり」だと明らかにした。

    ソン会長によると、全世界で15種の候補物質がコロナ19ワクチンの臨床を進めているが、このうちDNAワクチン候補物質は国内では食品医薬品安全処の承認を受けたイノビオ(Inovio)社とジェネクシンのふたつだけだ。 DNAワクチンはウイルス内の遺伝子DNAを分離して大量生産を行うことができ、簡単で迅速に作ることができるという強みがある。

    誰がワクチンを最も早く出荷するかという速度競争に対し、ソン会長は「リード企業と後発走者のワクチン出荷時点は、長くても数ヶ月の差だけ」だとし「結局はワクチンの安全性と効果、コストなどの諸条件に応じて国別に販売されるだろう」と予想した。

    ソン会長は免疫抗がん剤として開発してきた「HyLeukin-7(ハイルキン-7/GX-I7)」に対して、コロナ19の治療だけでなく他の抗がん剤との併用投与で効果を出しており、技術輸出の可能性が高いと評価した。 GX-I7は最近、米国食品医薬品局(FDA)から共同開発会社である米国NeoImmuneTech(ネオイミュンテック)社とコロナ19の軽症患者を対象とした臨床第1相の承認を受けた。

    またソン会長は、「今年は技術輸出に集中し、わが社の技術力を海外で実証を受けたい」とし、「わが社が持っているパイプライン(新薬候補物質)のうちGX-I7と子宮頸がんワクチンのGX-188Eが有力な技術輸出の候補」だと紹介した。同氏は「わが社は全15種のパイプラインを持っているが、このうち完成時の反響が大きくてわが社がうまくできることに集中している」とし、「GX-188Eは免疫、抗がん剤のキイトルーダー(Keytruda)と併用投与して高い効果を出したが、生産メーカーのメルク社と技術移転を議論中」だと説明した。

    また「GX-188EはT細胞の生成を強く誘導し、キイトルーダーの子宮頸がん治療時に最適の併用投与製品」だと強調した。ソン会長は「GX-I7はコロナ19や癌治療時の併用投与の効果が認められれ、キイトルーダー、オプディボ(Opdivo)などの免疫抗癌剤メーカーと技術移転の議論を行っている」と語った。
  • 毎日経済_キム・ビョンホ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-06-17 19:12:25