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大韓航空、1500億「びっくり黒字」…逆転の発想輝く

    • 第2四半期の実績(上)と営業利益の推移


    大韓航空は「コロナ19」によって旅客が90%以上減少した中でも貨物事業で期待以上の成果を出し、今年の第2四半期にサプライズ実績を披露した。

    世界の主要航空会社が最悪の実績を発表している中で大韓航空はむしろ黒字転換に成功し、「アーニングサプライズ」を記録した。大韓航空は6日、今年第2四半期の個別財務諸表で売上げ1兆6909億ウォンと営業利益1485億ウォンを上げたと公示した。売上げは前年同期比で44%減少したが、営業利益は前年同期(-1015億ウォン)に比べて黒字転換した。金融投資業界では大韓航空の第2四半期連結ベースの営業利益を417億ウォンと予想したが、市場の見通しを大きく上回る実績を出したわけだ。

    実績を引き上げたのは貨物だった。ふだんは全体の売上げで占める割合が20%前後だった貨物の売上げは、第2四半期には70%以上をになった。コロナ19で衛生用品をはじめとする航空貨物の需要が増え、世界的な路線縮小で収納単価も大きく上昇し、大韓航空の第2四半期の貨物の売上げは前年同期(6299億ウォン)に比べて94.6%増の1兆2259億ウォンに達した。

    旅客事業は全路線の需要が急減し、昨年に比べて旅客が92.2%急減しており、旅客関連の売上げも89.5%減少した。大韓航空は現在、国際線111路線のうちで29路線のみを運航しており、搭乗率も42.8%で前年比で大幅に下落した。

    大韓航空の売上げが激減したなかで黒字転換に成功したもう一つの要因はコスト削減だ。役員が最大50%の給与を返納し、4月から全従業員の70%が最大6ヶ月間休職に入るなど、全社員が苦痛の分担に参与して人件費を大幅に減らし、航空燃料の単価および消費量が前年同期比で半分以下に低下した。これによって燃料費と人件費を含む営業費用は1兆5425億ウォンで、前年同期(3兆1216億ウォン)に比べて半分の水準に減少した。

    大韓航空の関係者は、「下半期もコロナ19の影響が持続して、難しい営業環境が予想される」とし、「高効率の大型貨物機団の強みをフルに生かして防疫物品と電子商取引の物量、半導体装置や自動車部品の需要などを積極的に誘致して、収益の最大化に乗り出す計画だ」と語った。続けて「4月以降は済州路線を中心に国内線の需要が回復傾向を示しており、6月以降の国際線でも小幅の需要が改善されるなど、旅客部門でも肯定的な信号が検出されている」と付け加えた。

    航空業界では大韓航空の第2四半期アーニングサプライズに、趙源泰(チョ・ウォンテ)韓進グループ会長(写真)の危機突破戦略が少なくない役割を果たしたという指摘が出ている。数年のあいだ続いた航空貨物市場の不況にもかかわらず、高効率最新貨物で機団を再編して貨物事業の競争力に積極的に投資するなど、貨物事業の高空行進を先頭に立って導いたという説明だ。

    旅客機を貨物機として活用してみてはどうかという 「逆発想戦略」も趙会長のアイデアだ。趙会長は去る3月、コロナ19で旅客機が空港に足止めされるやいなや、「遊休旅客機の貨物室を利用して貨物需要の変化に能動的に対応すれば、供給先を多様化する一方で駐機料などの費用まで減らす効果を得ることができるだろう」というアイデアを出してこれを実行に移した。
  • 毎日経済_ノ・ヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-08-06 19:51:45