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YouTubeの大勢はKポップに…ワールドツアーは止まったが


    • 現職の薬剤師でありながら、Kポップダンスユーチューバーでもあるコ・テギョン[写真提供=ダイヤテレビ・CJ ENM]


    「コロナ19」でKポップの公演会場は冷たくさめたが、オンラインの世界は熱くなっている。「パンデミック」以来、Kポップを消費できる唯一の窓口としてユーチューバーが浮上しつつ生じた現象だ。韓流アイドルグループのYouTubeチャンネルの登録者数が爆発的に増加することに続き、Kポップコンテンツのユーチューバー登録者数も着実に増えている。

    最も注目すべき成長を記録したチャンネルは、ユーチューバー「Awesome Haeun(オーサムハウン)」だ。 2009年生まれのダンスの天才ナ・ハウンさんが運営するチャンネルだ。防弾少年団やBLACKPINKなどのアイドル歌手のダンスを完璧に消化して注目された。 2013年にダンスの天才として地上波の芸能番組に出た後、翌年からYouTubeチャンネルを開設した。 2016年からKポップが海外市場で本格的に注目を受けて、「オーサムハウン」チャンネルも人気軌道に上がった。

    コロナ19以降の成長率はさらに速くなり始めた。パンデミックが本格化した3月の420万人の登録者は、先月の時点で476万人に増えた。 4ヶ月めで56万人増加した。前年同期比で24%増えた。

    世界のKポップファン層に最も有名なYouTubeチャンネル「テギョンア、ヤンモクチャ」もコロナ19以降は上昇する傾向にある。現職の薬剤師であり、Kポップのカバーダンスユーチューバーでもあるコ・テギョン氏がカバーダンス映像をアップしているが。華麗な表情で人気だ。彼がCJ ENM「ケイコーン」の現場に同行して進行するカバーダンスは、海外のKポップファン層が一番好きなプログラムの一つだ。現場でコ・テギョンを見た海外のファン層は、さながら韓流スターを見たように熱狂する。「テギョンア、ヤンモクチャ」は3月のチャンネル登録者数194万人が210万人に16万人も増えた。

    ユーチューバーとパートナーシップを結んでチャンネル運営を助けるCJ ENMダイヤテレビの関係者は、「コロナ19事態の以後も、世界の韓流ファン層がオンラインで関心を表出しているケースは多い」と雰囲気を伝えた。ダイヤテレビは所属チャンネルの音源に対する著作権を解決するためにも助力している。


    • 「オーサムハウン」の運営者ナ・ハウンさんとベトナムでKポップのカバーダンスのユーチューバーとして活動したハンビン氏(左から)。 [写真提供=ダイヤテレビ・CJ ENM]


    コロナ19以降、オンライン上でのKポップの人気はGoogleの数値でも証明される。 Googleトレンドによると、この1年間で「Kpop」検索が最も多く行われた期間は、パンデミックが最高潮に達した6月の第4週だったことが分かった。 3月の第2週に比べて2倍に増えた。防弾少年団やSuperM、NCT127、BLACKPINK、TWICEなどの主力アイドルがオンライン上で活発に活動したことによる結果として解釈される。BLACKPINKは今年6月に公開した新曲『How You Like That』の人気で、世界の女性アーティストの中で最も多くのYouTube登録者数(4260万人)を保有している歌手になった。

    海外ファン層が直接運営するKポップのカバーダンスも人気を集めている。ベトナムのKポップダンス愛好家が運営するチャンネル「CACオフィシャル」は、昨年は登録者数が80万人も増えた。このチャンネルで活動したダンサーの「ハンビン」は、ビッグヒットとCJ ENM合弁会社のベリーフラボ(Belift Lab)の練習生としてキャスティングされた。現在、アイドルリアリティー番組である「アイランド」に合流し、全世界の視聴者が再びこのチャネルに注目している。

    ベトナムのまた別のKポップのカバーダンスユーチューバー「FG DANCE」も、この6ヶ月間で登録者数が6万人増加し、44万人の加入者を保有しているチャンネルに成長した。

    ダイヤテレビの関係者は「世界の韓流ファンがオンラインで代理満足できるほどのコンテンツを生成することに注力する計画」だと語った。
  • 毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-08-09 17:01:02