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LGディスプレイ…「ボーダーレスパネル」に注力

来年のシェアは33.5%の見通し 

  • LGディスプレイはモニター枠(ベゼル)がかなり薄いという意味の「ボーダーレス」パネル市場での影響力を拡大し、付加価値の高い情報技術(IT)機器用プレミアムLCDパネルの売上げ拡大を狙う。特に、LGディスプレイのボーダーレスパネルの生産能力は世界の生産量の3分の1を占める見通しで、期待はよりいっそう高まっている。

    14日の市場調査会社オムディア(Omdia)によると、2021年における世界のボーダーレスPCモニタパネルの年間生産能力は1億200万台に達する見込みだ。

    ボーダーレスパネルはベゼルをほぼなくし、映像没入度を高めたプレミアム製品だ。ボーダーレスモニターの出荷量は没入感・性能・デザイン面で人気が高まりつつ、2019年の6200万~6400万台から今年は9000万台へと大幅に成長すると見られる。

    世界のディスプレイメーカーの中で最も進んでいるLGディスプレイは、ボーダーレスパネルの生産能力は今年の3306万台から来年には3420万台(月285万台)に増え、市場全体の3分の1水準である33.5%を占めると分析された。特にLGディスプレイの主力製品である4面ボーダーレスパネルは、世界市場でのシェアが80%を超えると伝えられた。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-08-14 20:08:50