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SK(株)、中国ESR株の売却で2.5倍の収益

「投資型持株」で大当たり 

    • チャン・ドンヒョンSK(株)社長


    SKグループの持株会社「SK(株)」は投資金の回収で初の成果を収めながら、持株会社の新しいビジネスモデルである「投資型持株会社」に新たなマイルストーンを打ち立てた。海外投資3年めで元金を回収したことで、2.5倍の「テバク(大当たり)」収益率を誇った。

    SK(株)は17日、世界的な物流会社のESR(e-Shang Redwood Group)社の株式4.6%を売却して4800億ウォンを稼いだと明らかにした。 SK(株)は保有株式11.0%のうちの一部に当たる1億4000万株を、一株当たり22.50香港ドルのブロックトレーディング方式で売却した。 SK(株)は今回の契約で投資元金を回収したし、約7400億ウォン(16日の終値で)に達する株式6.4%は追加の利益のために残しておく予定だ。

    SK(株)はこの3年あまりの間に積極的に投資してきたが、海外の株式売却で投資を回収して差益を実現したのは今回が事実上は初めてだ。持株会社の新しいビジネスモデルを見せたと評価されているのもこのためだ。

    昨年末に北米のエネルギー企業の保有株式を一部売却したことがあるが、当時は財務的投資家と一緒に造成したファンドに譲渡するディールに過ぎなかった。

    SKグループをはじめとする国内の他の大企業も、ここ3~4年間は海外の非上場企業の投資に積極的に飛び込んたが、今回のように市場での株式売却で差益実現にまで至った事例は極めてまれだった。

    SKグループの持株会社であるSK(株)は2015年に持株会社の承認を受け、ビジネス部門と持株会社部門に分かれて運営して中間地帯にとどまってきた。

    しかしチャン・ドンヒョンSK(株)社長が2019年に「投資型持株会社」モデルを導入すると明らかにしつつ、果敢な投資と先制的なエグジット(回収)戦略を標榜してきた。

    一般事業会社では高いリスクを意識して飛び込むことのできない新成長事業領域に、持株会社が乗り出して果敢に投資を行い、既存のビジネスポートフォリオと組み合わせて価値を引き上げた後、限界資産については果敢に整理し、収益を実現するという戦略を基盤にした。

    SK(株)が今回の投資利益を実現した企業もまた、香港に拠点を置く世界的な物流インフラ企業だった。 2011年に設立されたESRは世界の物流センター約270ヶ所を運営し、顧客社にはアマゾンやアリババ、JDドットコムなど200社あまりに達する。アジア・太平洋地域の電子商取引市場が急成長し、最新式の物流インフラを備えたESRの競争力が注目されながら、グローバルヘッジファンドをはじめとする大型の投資家がこの会社に熱い視線を送り始めた。

    SK(株)はESRが上場される前の2017年8月と2018年9月の2度にわたって、約4900億ウォンを投資した。 ESRはフリーIPO(上場前の投資誘致)の資金を土台に、昨年の香港株式市場で華麗にデビューした。上場規模は昨年の香港株式市場で2番目を記録するなど、超大型のディールだった。

    ESRの公募価格は16.8香港ドルだったが、現在の株価は約47%(24.75香港ドル・9月16日現在)上昇した。最近はeコマース市場が大きくなっており、この会社の価値はさらに大きくなるものと予想される。

    一方、市場ではSK(株)が特別配当などの株主還元に乗り出すことを期待している。
  • 毎日経済_ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-09-17 20:50:17