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韓輸出、半導体と車の主導で7ヶ月ぶり成長に転換

専門家ら「輸出回復は断定できず」 

    • 去る9月の自動車輸出は前年同期比で23.2%増えるなど、輸出全般で好調傾向を見せたが、操業日数が増えたことによる一時的効果だという分析が出ている。写真は京畿道平沢港の現代起亜自動車の輸出埠頭。国産自動車が船積みを待っている。


    「コロナ19」以降は急激な下り坂を歩いた韓国の輸出が、7ヶ月ぶりに反発することに成功した。半導体や自動車などの主力品目が、米国や中国などで貿易を拡大した結果として解釈される。しかし、このような輸出増加は「操業日数の増加」による錯視だとの観測も出ている。今年9月の操業日数は23日で、昨年9月(20.5日)に比べて2.5日も多かった。昨年は秋夕連休(12~14日)が9月にあったからだ。操業日数を考慮した9月の一日平均輸出額は20億9000万ドルで、前年同月よりも4.0%減少した。

    1日の産業通商資源部によると、9月の輸出は前年同期比で7.7%増加し、コロナ19以降では初めて7ヶ月ぶりに成長に転換した。輸出増加率7.7%は、2018年10月(22.5%)以来の23ヶ月ぶりに最も高い数値だ。特に短期間に反発に成功した点が目立つ。先だって2001年は情報技術(IT)バブルの時は13ヶ月で、2009年の金融危機の時は12ヶ月が、2015年の国際原油価格が低下時は19ヶ月かかった。

    9月の総輸出額は480億5000万ドルと一日平均輸出額は20億9000万ドルで、ともに今年に入って最高を記録した。昨年の平均月間輸出規模は452億ドルで、一日平均の輸出額は21億8000万ドルだった。 6月は約392億ドルで7月には約428億ドル、8月には395億ドルと、最近は400億ドル前後の輸出傾向を示している。

    輸出回復は半導体や自動車が主導した。 15大主力輸出品目のうちでプラスを記録した項目は、計10品目であり、コロナ19以降では最も多かった。わが国の輸出の1~3位品目である半導体(11.8%)と一般機械(0.8%)そして自動車(23.2%)は23ヶ月ぶりにいっせいに成長を示し、輸出全体を牽引した。

    半導体は3ヶ月連続のプラスを続け、今年初めて90億ドル台を突破した。輸出額と増減率はすべて2018年11月以降の最高実績だ。米国・欧州など世界の主要市場では消費量が減っているが、在宅勤務と遠隔授業などの拡大でノートパソコンとIT機器に対する需要量が増加したことによるものと思われる。半導体の輸出は7月は78億ドルで8月は82億ドルなど、上昇傾向を続けている。

    一般機械は7ヶ月ぶりに増加に転換し、コロナ19以降で最も高い輸出額と増加率を記録した。去る5月にはなんと54.2%の減少率を記録した自動車は6ヶ月ぶりにプラスに転じ、今年最初の2ケタ台の伸び率を示した。米国・欧州連合(EU)、独立国家共同体(CIS)などの海外需要が回復する中で、スポーツユーティリティ車(SUV)とエコカーに対する輸出単価の上昇が、わが国の輸出に好材料として作用した。

    地域別では最大の市場である中国への輸出が8.2%増加するなど、米国(23.2%)、EU(15.4%)、アセアン(4.3%)を含む4つの市場が23ヶ月ぶりにすべて成長を示した。

    またコロナ19以降では最も多い10品目がプラスを記録したなかで、半導体が今年最高の実績を記録して輸出を後押しし、長いあいだ低迷していた自動車が大幅で上昇を示した点も肯定的な部分だ。

    産業部の関係者は、「景気変動に敏感な一般機械、鉄鋼、繊維などの項目が長い不振から脱し、4つの主要市場に対する輸出がすべてプラスを記録した点も希望的な要素」だと説明した。

    一方、経済専門家たちは「9月びっくり上昇」には操業日数の影響を無視できないうえに、コロナの長期化、米・中対立などのリスク要因が持続しており、安心するのはまだ早いと指摘した。政府は今回の反発を契機に「輸出デジタル変換対策」を整えるなど、輸出動力の強化に乗り出す立場だ。成允模(ソン・ユンモ)産業部長官は、「コロナ19で当面した危機を克服すると同時に、輸出の底辺を拡大しなければならない」と語った。
  • 毎日経済_チン・ヨンテ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-10-02 06:23:34