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サムスン電子のブランド価値、グローバルトップ5位に

インターブランド社の調査で 


    サムスン電子と現代自動車は今年のグローバル100大ブランドのランキングで、そろって一歩ずつ上がった。それぞれ総合順位と自動車部門のランキングで、両社ともに初めて「トップ5」への進入に成功して目を引く。

    20日、米国のブランドコンサルティング会社のインターブランド(Interbrand)が発表した「世界100大ブランド(Best Global Brands 2020)」によると、サムスン電子の今年のブランド価値はこれまでで最大の623億ドル(約71兆ウォン)を記録し、総合5位に上がった。昨年の6位から一段階上昇した。インターブランドは全世界の主要ブランドの価値評価を毎年実施し、グローバル100大ブランドを選定・発表しており、各ブランドの価値は財務状況やマーケティングなどの側面を総合的に測定した後、そのブランドが創出する将来の期待収益の現在価値として計算される。

    サムスン電子がこのランキングで5位圏に進入したのは、トヨタ(2007・2008・2016年)が米国外の企業として進入して以来で2回目だ。サムスンは今年も米国企業ではないブランドとして、唯一のトップ5に名を連ねた。 1~4位はアップル(3230億ドル)、アマゾン(2007億ドル)、マイクロソフト(1660億ドル)、グーグル(1654億ドル)が占めた。

    サムスン電子のブランド価値は、昨年の611億ドルから2%ほど増加した。サムスン電子はインターブランドがブランド価値評価を開始した2000年に52億ドル(43位)をはじめとして、着実に上昇する姿を見せた。 20年ぶりで、ブランド価値は12倍に増加した。 2012年に9位を記録して初めて10位圏に進入した後、2017年から昨年まで3年連続で6位を記録した。

    インターブランドはサムスン電子のブランド価値上昇の主な要因として、コロナ19対応のためにさまざまな社会貢献活動とキャンペーンを推進し、持続可能な経営活動を全社的に拡大したという点をあげている。

    現代自動車は今年の総合ランキングでは3年連続36位にとどまったが、自動車部門では初めてトップ5に名を連ねた。測定された今年のブランドの価値は143億ドル(約16兆ウォン)で、自動車部門ではトヨタ(516億ドル)、メルセデス・ベンツ(493億ドル)、BMW(398億ドル)、ホンダ(217億ドル)に次いで5位を記録した。注目すべきことは、自動車ブランド部門の価値上位15社のうちで、今年の価値算定数値が昨年よりも増加したのは現代自動車が唯一である点だ。昨年は141億ドルで、今年は1%ほど上昇した。インターブランドの関係者は、「現代自動車が電気自動車専用のアイオニックを出すなど、未来型モビリティ事業を拡大しながらブランドに対する継続的な投資を行ってきたので、ブランド価値も着実に上昇した」と説明した。
  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者/パク・チェヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-10-20 17:52:08