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韓LIGネクスワン、航空宇宙産業分野で成長動力を確保

  • LIGネクスワン(LIG Nex1)は既存事業を中心に歴代級の受注記録を続けながらも、新事業領域に素早く進入して注目されている。

    昨年、LIGネクスワンは監視偵察・誘導兵器・無人システムなどの多様な防衛産業分野の新規受注に相次いで成功し、昨年末の時点での受注残高はこれまでで最高を記録した。今年に入って国防はもちろん民需でも、特に人工衛星などの宇宙産業分野で将来の成長動力を確保する作業が弾みを受けている。

    22日の証券・防衛産業界によると、昨年末時点のLIGネクスワンの受注残高は少なくとも7兆2000億ウォンで、最大で8兆ウォンに達する見通しだ。これは2019年末の受注残高(6兆1800億ウォン)に比べて最大で2兆ウォン多い数字だ。サムスン証券のハン・ヨンス研究員は、「一般的に防衛産業は第4四半期に受注が集中する」とし、「LIGネクスワンも昨年末の大量受注で、残額が歴代最高水準を更新したものと推定される」と語った。これとともに、ハン研究員は「3年連続で受注が売上げを大きく上回った」とし、「受注残高の増加は、最終的には売上げの増加で還元されるだろう」と付け加えた。

    昨年に得られた新規受注成果の代表的なものが、韓国軍の未来戦闘システムを支える次世代軍用無線機(TMMR)の量産事業だ。この事業には2025年までに1兆2000億ウォンが投入される予定であり、連携武器システムを中心に追加事業も期待されるだけに、LIGネクスワンの実績改善に大きく寄与するものと予想される。昨年12月には韓国型次期駆逐艦(KDDX)に搭載される監視偵察装備のソナーシステム開発などと関連し、1000億ウォン規模の事業契約を締結した。昨年3月には国防科学研究所と486億ウォン規模の兵器システム時制供給契約を結んだ。

    これらの成果に支えられ、昨年第4四半期の営業利益は前年同期比で黒字転換するなど、LIGネクスワンの昨年の実績は大きく拡大するだろうと分析される。証券情報会社のエフアンドガイドによると、昨年のLIGネクスワンの売上げは1兆5900億ウォンで、営業利益は501億ウォンと推算される。営業利益は2019年(181億ウォン)に比べて176%上昇した。実績上昇にはキム・ジチャンLIGネクスワン社長が強調してきた堅実経営の効果が大きかった。 LIGネクスワンの2017年の営業利益は43億ウォンに過ぎなかったが、キム社長が2018年3月に就任した後は業績回復に集中し、その年には241億ウォンの営業利益を達成した。

    昨年からは新成長動力の確保のために、さまざまな努力を傾けている。代表的なものはいま防衛産業界で脚光を浴びている衛星事業だ。LIGネクスワンは最近、カイストと衛星分野の技術交流及び共同研究のための業務協約を締結した。
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  • 毎日経済_イ・ユソプ記者/ソン・グァンソプ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2021-01-22 20:06:28