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韓ウェブ漫画、タイでも大人気…アプリ売上1位と2位を独占か


    ネイバーとカカオがタイのウェブトゥーン市場でも激しい競争を繰り広げている。韓国と日本に続いて東南アジアにまで、グローバルなウェブトゥーンプラットフォーム市場が韓国企業のあいだの競争構図で拡大されている形だ。

    31日のグローバルアプリ解析プロバイダApp Annie(アプアニメ)によると、カカオのコンテンツ子会社カカオエンターテイメントがリリースした「カカオウェブトゥーン」とネイバーウェブトゥーンのグローバルバージョンである「LINE WEBTOON(ラインウェブトゥーン)」が8月ひと月のあいだタイのAndroidとiOSの両アプリマーケットのエンターテイメント分野でアプリ売上げ1・2位を記録した。

    スマートフォンの売上げのみを選択すると、カカオウェブトゥーンが9位でラインウェブトゥーンが10位だ。しかしスマートフォンやタブレットPCなど、すべての機器で発生した売上げを加えると逆になってラインウェブトゥーンが9位で、カカオウェブトゥーンが10位だ。どのような基準であれ、タイウェブトゥーンプラットフォームの中で両社のプラットフォームが1位と2位を占めた。ただしこの順位は推定値で、8月の総売上げに対する正確な順位は9月6日頃に確定する予定だ。

    ラインウェブトゥーンは有料だけでなく、無料作品の割合がかなりあるうえに広告収入まであり、カカオウェブトゥーンとの単純比較は難しい。しかし国内ウェブトゥーン事業者であるカカオとネイバーが、タイ市場でも激しい競争構図に入ったという分析が出ている。タイのエンターテイメント分野アプリの中で売上げ全体での1位はメッセンジャーラインが占めた。

    カカオエンターテイメントは去る6月、タイ現地にカカオウェブトゥーンを初でリリースした。当時一日の取引き額基準では、Googleプレイストアで「マンガ」分野で1位、AppleのApp Storeで「エンターテイメント」分野で2位を占めるなど人気を集めた。カカオウェブトゥーンが発売当初から大きな人気を集めたのは、韓国と日本で成功した優秀作品をローカライズすることに成功したためと分析される。
  • [オ・デソク記者 | 入力 2021-08-31 22:55:08