記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
カルチャー > 総合

米FDA諮問団、ファイザーのブースターショットに反対

高齢者と脆弱層などに限定の意見 

  • 米国食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、16歳以上のすべての人に米ファイザー製コロナ19ワクチンのブースターショット(3次)を接種する案件について反対した。全対象者にブースターショットを拡大するには、資料と証拠が充分に提示されていないと判断した。代わりに65歳以上の高齢者と、重症を患う脆弱階層にブースターショットを勧告した。

    FDAの諮問機関であるワクチン・生物医薬品諮問委員会は去る17日(現地時間)に会議を開き、「16歳以上の者でワクチン接種を終えて少なくとも6ヶ月後に、ファイザー製ワクチンのブースターショットを行う」という案件に対し、反対16人と賛成2人などの意見で否決させた。

    CNNによると、諮問委は否決の理由として、△全国民のブースターショットにはまだ早い、△追加接種を裏付ける充分なデータと証拠不足など5つの理由を提示した。 FDA諮問委員会の決定は勧告であり、法的拘束力を持たない。しかしFDAは伝統的に諮問団の勧告を受け入れており、一両日中に最終的な決定を下す予定だ。

    これによって「20日から、ファイザーあるいはモデルナの接種を終えて8ヶ月が過ぎたすべての人を対象にブースターショットを開始する」というバイデン政権の計画にも支障が避けられないと見られる。

    一方、ジョー・バイデン米大統領は世界各国のコロナ克服を支援するために、数百万回分のファイザーワクチン購入して寄付するとワシントンポストは伝えた。
  • 毎日経済 | ワシントン=カン・ゲマン派員 | 入力 2021-09-19 18:05:38