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[仁川アジア競技大会最終順位]仁川は「約束の地」37か国のメダル獲得数

カンボジア、テコンドーで初の金…北朝鮮の金11個で7位 

    • < アジア競技大会最終メダル順位 >

    「37か国」、2014仁川アジア大会では、アジアスポーツの歴史に長く記憶される意味のある記録が立てられた。

    45か国のうち37か国がメダル1個以上を獲得し、歴代アジア大会で最も多くの国がメダルを獲得した大会として名を残したのだ。従来の記録は2002釜山アジア大会と2006ドーハアジア大会で記録した36か国である。

    大会閉幕1日前の3日までのメダル獲得国が36か国にとどまり、記録達成は遠ざかるようだった。しかし、カンボジア「テコンドー少女」のソーン・シャオ・ムイ(19)がテコンドー女子ミドル級で金メダルを首にかけ、37か国がメダルを獲得することに成功した。

    仁川アジア競技大会で祖国に初のアジア大会の金メダルをプレゼントし、カンボジアを興奮のるつぼに陥れたソーン・シャオ・ムイは、競技場の外で見た時はまだ少女の面影を拭いきれていなかった。180㎝・69㎏の堂々とした体格の彼女は、すでに自国ではボディーガードであり、ファッションモデルとして活動し、有名になっていた人物である。

    彼女は先月、試合を控えて、毎日経済新聞とインタビューし、「姉について道場に行ったが、道衣があまりにも綺麗でテコンドーを始めることになった」と言い、一座を笑わせる、愉快で陽気な少女だった。 「授賞式でカンボジア国旗が上昇したときに大きな喜びを感じるだろう」と必ず祖国に金メダルをプレゼントすると言った少女は、​​最終的には「約束の地」仁川で「ノーメダル」の危機に瀕したカンボジアにメダルを、また、建国以来、初のアジア大会金メダルを抱かせる「大事件」で国民的英雄になり、テコンドー女帝に急浮上した。彼女をテコンドー英雄に育てた韓国人のチェ・ヨンソク監督も、今後カンボジアで芸能人級の人気と名誉を享受する見通しだ。

    北朝鮮選手団は、2002釜山大会以来、12年ぶりに「10位以内」に復帰する底力を見せた。 2012ロンドンオリンピックで金メダル4個・銅メダル2個を獲得し、仁川アジア競技大会の善戦を予告した北朝鮮は、重量挙げ、女子サッカー、卓球混合ダブルスなどで相次いで金メダルを獲得し、金メダル11個(銀11個・銅14個)で総合ランキング7位になった。特に、重量挙げで金メダル4個を獲得したことにとどまらず、世界記録を5回も達成し、「重量挙げ強国」の評判を再確認した。

    背丈が158㎝のお母さんボクサー、メリー・コム(31)は、女子ボクシング​​のフライ級で金メダルを獲得し、12億のインド人を熱狂させた。インドでは、「女性アリ」として国民的人気を得ているコムは、2012年にインドで女性初のオリンピックボクシングの試合出場選手として銅メダルを獲得したりもした。女性差別と絶え間ない戦いを繰り広げてきた彼女は三人の子供を産んだ後、病魔とも戦いながら拳一つで金メダルを獲得し、45億のアジア人を感動させた。

    マレーシアの女性スカッシュ英雄のニコル・デービッド(31)も個人・団体戦の2冠王になった。ニコル・デービッドは、バドミントンの看板スターである、リー・チョンウェイが金メダル獲得に失敗し、虚しさが漂っていたマレーシア人の胸に火をつけた。ニコル・デービッドは、スカッシュがアジア大会の正式種目となった1998年のバンコク大会以来、仁川まで金メダル6個を獲得し、国民的英雄の座を固めた。

    アジア大会期間に仁川の松島(ソンド)メインプレスセンターで出会った、マレーシアの取材陣は「私たちの国でスカッシュはデビッドのおかげで爆発的な人気を集めている」とし、「私たちは何年も世界ランキング1位を守り、多くの記録を立てた彼女を愛する」と述べた。
  • 毎日経済_仁川=ムン・スイン記者 / キム・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-10-05 17:45:36