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「ミシュランレストラン」に陶磁器業界が高騰…廣州窯・yidoなどが先占競争

    国内陶磁器業界が「ミシュランガイドソウル版」発刊に鼓舞されている。輸入産高級食器の国内シェアが高まっている状況で、ミシュランレストランの選定をきっかけに、伝統食器が再び注目されるだろうと期待されるためだ。

    陶磁器業界は、最近発表された「ミシュランガイドソウル版」を伝統食器を広く知らせるために積極的に活用していくという戦略に先を争って飛び込んだ。特に、若いシェフを中心に、料理に劣らずプレーティング(食べ物を食器に飾ること)を強調することも、陶磁器業界では機会として受け入れている。

    高級陶磁器業者の廣州窯は、自社が直接運営し、すべての食器を提供する韓国料理店「カオン」がミシュラン3つ星に選ばれた。先立って廣州窯はミシュラン3つ星シェフのトーマス・ケラー(Thomas Keller)のレストラン「French Laundry」「PerSe」などに専用食器を提供するなどと、ミシュランレストランに大きな力を注いできた。今回、カオンに加えて1つ星、2つ星に選ばれたレストランの多くに食器を提供している。

    「yido」もミシュランレストランの選定が韓国食器の位相を高めてくれると期待している。100%手工芸製品で、これまで物量需給に限界があったyidoの陶磁器は最近、工程を改善して百貨店への入店を強化している。

    陶磁器業界は、ミシュランガイドソウル版の発刊で、今後5年間で国内高級食器市場が最大2倍ほど大きくなるものと期待している。
  • 毎日経済 ソ・チャンドン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-11-14 17:18:15