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「島銃士」カン・ホドン&CNBLUEジョン・ヨンファも惚れる全羅南道新安「永山島」
- 島を素材にtvNで放送している『島銃士』は放送人カン・ホドン、CNBLUEジョン・ヨンファ、俳優キム・ヒソンが島生活をしながら繰り広げるドタバタ生活バラエティで視聴者に多くの愛を受けている。特に永山島編でカン・ホドンとジョン・ヨンファが島あちこちを回りながら、美しい風景を背景にギターを演奏する姿などが放送され、永山島に対する一般の関心も集まっている。
木浦旅客ターミナルから高速船に乗って2時間余り行くと、黒山島イェリ港が出てくるが、そこの反対側にある船着場から船を利用して10分ほど行くと永山島に到着する。しかし、訪問者を1日50人程度に制限しているので事前に予約をしなければならない。< tvN『島銃士』でカン・ホドンとギター演奏をしているジョン・ヨンファ。写真= tvN >
永山島は高麗時代までは母島の黒山島よりも多くの人が住んでいた。島の周辺に海産物が多かったためだ。朝鮮時代には頻繁にあった倭寇の侵略から住民を守るために空島政策（住民を陸地に移住させ、島全体を空ける政策）を実施することになった。
黒山島の人々は船に乗って木浦を経て、栄山江を遡り羅州に多く定着した。羅州の栄山浦は永山島の人々が避難を行い、船を着けた入り江で黒山島をはじめとする島の人々が集団で居住していたところだ。< 永山島航空撮影の写真。>
永山島は新安郡黒山面大黒山島から南東に6.4キロ離れている。島の面積は1.9平方キロメートルで70人の島の住民が居住している（2015年の統計）。永山花がたくさん咲くとして「永山島」と呼んだという説と、島の山勢が神霊の気が宿るところとして「永山島」という説の2つの説がある。
永山島は「永山8景」とともに、島全体が磯釣り場としても有名だ。開発されていない天恵の自然環境を維持しており、多島海海上国立公園（黒山永山島地区）、ユネスコの生物圏保護区に指定され、2013年には環境省生態優秀村に選ばれた。<2012年から国立公園名品村に指定された永山島は、住民が自然の生態系保全と島の村の伝統文化保存に力を入れている。>
<村の海岸の古い壁を美しい壁画で造成し、村の共同体が運営するプットゥマク（かまどの意味／村食堂）は、村のペンション、子供図書館、永山島探訪などが設置されている。 >
永山島は、100年以上の伝統家屋を修理して、伝統民宿を作る作業も進めている。特産物では住民が近くの海から直接とってくる自然のイガイ、ワカメ、ウニ、ヒジキなどが有名だ。遺跡には永山製糖、慶州チェ氏祭閣、100年以上経った島民家の建物などがある。特に永山8景と呼ばれる8つの場所のポイントも永山島観光の楽しみを加えてくれる重要な要素だ。
山の中腹まで登ると「上堂」のお堂と祭器室がある。「上堂」には「タンお祖父さん」「タンお祖母さん」、「別房坊っちゃん」、「小朝お嬢さん」、「山神」を迎えて、下堂に「キム・チョムジ令監」の身体をかかしとして作り「龍王」または「漁場神」として祀ったという。村の住民は黒山島ガンギエイ漁の始まりが、ここ永山島から始まったと信じているほど、伝統的な漁業活動が活発だった島だ。<島全体が海釣りポイントになるほど魚種が豊富で、毎年多くの釣りマニアが永山島を訪れている。>
<黒山圏海上遊覧コースの中で最も人気があるスポットの石柱大門だ。自然に生じた岩の大門だが、まるで形が象の鼻の形だと、別名象岩ともいう。規模が大きくて遊覧船が石柱大門の間を通過することができる。>
<「鼻聲石窟」も永山島の隠れた秘境だ。水面上に浮かんでいる岩が人の鼻のように見え、海水が鼻に入るといびきが出るとし、鼻聲石窟という名称がついた。>
この他にも断崖絶壁から落ちる滝に当たれば、万病治療になると知られている「飛流の滝」、石塔の下の井戸を3回飲むと塔運を受けるという伝説を持っている「天然石塔」、昔、龍が突き出てきて、天に昇ったとして名付けられた「龍生岩窟」など、「永山島八景」は永山島を訪れる観光客であれば、必ず立ち寄って見なければならない必須コースに数えられている。 - MKスタイル イ・ガンイン（旅行作家） | 入力 2017-07-14 14:39:19
