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韓国の異色パッピンス探訪…チャジャンミョン、ビビンバ、神仙炉
- ▶かき氷かな？チャジャンミョンかな？シンクロ率100％ - 仁川「チャジャンミョンピンス」仁川のチャイナタウンに行けばチャジャンミョンをスプーンですくって食べることができるって？ - 可能だ。チャジャンミョンのビジュアルを完全コピーした「チャジャンミョンピンス」だからだ。さくさくと細かく削られた氷の上にバニラアイスクリームの麺をのせ、チョコクッキーで作ったチョコソースをかけたら「カンチャジャン」を注文した錯覚に陥るほどそっくりだ。
好みに応じてチョコソースの代わりに小豆を入れて食べることもあり、トレーにのって出てきたさまざまなトッピングをお好みで入れて作れば良い。マンゴー、イチゴ、バナナ、ブドウのようなフルーツやシリアル、ポップコーンなどのトッピングが提供され、チョコやいちごのシロップ、コンデンスミルクは珍しく注射器に入れてくれる。トッピングをのせたら注射器でシロップを必要なだけかけると自分だけの「チャジャンミョンピンス」が完成する。
チャイナタウンの特色を生かして作られたチャジャンミョンピンスは、特許を取得したチャイナタウン周辺でのみ食べることができる。
▶ビビンバを食べてビビンバのかき氷をデザートにしよう - 全州「ビビンピンス」全州の韓屋村にはビビンバに似た「ビビンピンス」がある。様々なハーブやユッケなどの全州ビビンバの材料をキウイ、黄桃、ブルーベリー、スイカなどの果物で表現し、ボリュームたっぷりのビビンバのボウルでそのまま再現した。ビビンバに欠かせない目玉焼きは牛乳ゼリーとオレンジゼリーにしてピンスにのせ、コチュジャンは赤いイチゴシロップが代わりをする。
ビビンピンスは全州ビビンバの名人で無形文化財のキム・ニョンイム先生のアイデアで誕生した。ビビンバとそっくりなビビンピンスで夏場も涼しく味わえる異色のデザートを楽しんでみよう。
▶神仙炉に入れた雪花氷のデザート - ソウル「神仙ヌンコッピンス」涼しい木陰に縁取られたソウル南山に、雰囲気クッパンワンのかき氷がある。緑豊かな木々に囲まれた韓屋で神仙炉(シンソンロ/ 宮中鍋)に入れられたかき氷を食べてみると、それこそ「私がシンソン（新鮮）だ」という気分を満喫することができる。
かき氷を抱いた神仙炉は、元々熱いスープ料理をずっと温かく食べるために使用された器だ。今は食べ物の名前でも呼ばれている神仙炉は、さまざまな色の食べ物を入れ、ひとつの鍋から分け合って食べながらお互いが和合しようという意味を持った宮廷料理だ。神仙ヌンコッピンスも神仙炉に様々なかき氷の材料を入れて混ぜて食べるという意味では和合の意味が含まれていると言えるだろう。
神仙ヌンコッピンスは細かく削った雪の花のようなかき氷と、その上に層になってのった赤い小豆、そしてもっちりとしたきなこ餅が添えられる。簡単な材料だが「かき氷」で最も重要な「小豆」の味が絶品だ。店頭で直接小豆を炊いて甘みを抑え、香ばしく飽きがこない。 - MKスタイル チュ・ドンジュン 記者 | 入力 2017-08-12 09:00:00
