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韓国最西南端の可居島でソムドゥン半島の岩屏風と夕日を見る

  • 全羅南道の新安郡可居島(カゴド)には、3つの自然集落がある。1区の大里村(テリマウル)は旅客船が入港する大里港のあるマウルだ。小学校や中学校、そして可居島出張所などが所在していて、港は村の中央に挟まれるようにある。また民宿やレストラン、スーパーなどもある。大里村の右には回龍山(フェリョンサン)とセッゲジェ峠があり、2区の項里村(ハンリマウル)と犢実山(トクシルサン)に行くことができる。

    2区の項里村は、大里港の北西のソムドゥン半島に位置している。一時は数十世帯が暮らしていたが、今では空き家が多く、数世帯だけが自然集落を守りながら暮らしている。風が強く冬の北風をそのまま受けるので、可居島の住民も暮らしにくいところだと言うが、風景だけは可居島でだんぜん一番にあげられる。

    3区の大豊里(テポンリ)の大豊マウルは島のなかの島で、大里港から船を利用して行かなければならない。歩いて行くこともできるが時間がかかるし危険で、ほとんどは船舶で移動している。3区にある「望斎(マンジェ)」は灯台がなかった時代にたいまつで位置を示したところだ。しかし激しい海霧のためにこの光さえ見ることができないときは、ケンガリや太鼓などを打ち鳴らして船に位置を知らせた。

    • < 大里港のある可居島1区村 >



    • < 回龍山の展望台から見下ろす可居港 >



    • < ソムドゥン半島に位置する可居島2区項里村 >

    項里村が位置するソムドゥン半島は、可居島の北側の首を守っている項里マウルの西に伸びた半島だ。さながら中国の海に向かって泳いでいく大きな亀の形をしており、海岸から見ると大きな岩の屏風のすがたは絶景だ。「ソムドゥン」という地名は「城嶝(ソンドゥン)」に由来すると推定されるが、「城壁の城」に「坂道の嶝」の意味のように、屏風の岩がまるで巨大な城壁のように見えたりもする。

    ソムドゥン半島は地形全体が濃い緑色に染められている草原地帯で、非常にエキゾチックな風景が演出されているところだ。また、ここは国土最西南端の可居島でもいちばん西であるため、大韓民国で日が最も遅く沈む地域であり、美しい夕日を鑑賞することができる。ここに訪れずには可居島に行って来たとは言えないほど景観が美しい。

    • < 大きな亀が泳いでいく形状をしているソムドゥン半島 >



    • < 巨大な城壁のように見えるソムドゥン半島の屏風岩 >



    • < 可居島ソムドゥン半島のチャクジ浜辺 >



    • < ソムドゥン半島に設置する「年越しポスト」は集配員が毎日回収し、1年に一度配達される >

  • MKスタイル 文・写真 イ・ガンイン(旅行作家) | 入力 2017-08-26 09:00:00