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一回は試すに値する済州島の旅…ルート1100

  • 一回は試すに値する韓国旅行ルート…済州の東から西へ

    済州島は東西南北がすべて旅行名所だ。空港がある北側には東門市場(トンムンシジャン)、ソムン市場、済州五日市(オイルジャン)、イホテウ海岸、トドゥ峰、サンヂ灯台、サラ峰、漢拏山(ハルラサン)植物園、ハムドク咸徳、鳥川(チョチョン)などの都心と海と山間の村があり、南には西帰浦(ソグィポ)と中文(チュンムン)を中心としたホテル密集地域と李仲燮(イ・ジュンソプ)通り、メイルオレ市場、カムギュル(柑橘)博物館など、済州島の典型的な姿が点在する美しい地域が現れる。それに比べて済州の東と西はまだ観光地としての面貌をきちんと整えていないが、済州の田舎の趣が残っているという点から個人旅行者のお気に入りの旅行地となった。その中でも西済州地域が持っている特徴は格別だ。

    済州東に住んでいる私が、杉の森を通って西側への観光に発った理由はこのように一つや二つの説明では不足する。



    ■ 山間地を通って漢拏山越しに行くべき理由

    弘大前に住んでいたが済州島のクジャ邑ハンドン里に引っ越して来て5年になろうとする。済州に暮らして済州のすみずみまで旅行したようだが、実際にはとうていかなわない話だ。田舎暮らしにもそれなりに忙しさがあって、じつはクジャ村はおろか町内の把握もしっかりできなかった状態だ。ぐうぜん済州市内のサンジ灯台の後の丘の上に座って、空港に降りたり空に浮かんでいる飛行機を見たり、ひょいと思いついて城山日出峰に登る元気を呼び起こす程度だ。

    時には西帰浦の李仲燮通りを訪れて、ヒップスタイルのカフェやグルメ探検をして見ることもある。済州島の東はチョチョン邑、クジャ邑そして西帰浦市のソンサン邑が位置している。城山日出峰の人気はあらためて言うまでなく、ヨンヌニオルム、タランスィオルム、ハムドク海水浴場、ウォルジョリ海水浴場、セファ海水浴場、オレ20、21、1コースがつながっており、海女博物館などの文化アーカイブも眼を引く。その他にもミョンジンアワビ、トムトムカレー、ベンディ、クジャ商会、アイランドゾルバ、ファスモク、そしてヨヨムムンのような有名なカフェも旅行者たちを東に誘導する魅力だ。

    済州の西側の中心を成している村にはハンリム邑、ハンギョン邑、テヂョン邑などがある。東の村が済州の古い風景と田舎の風景をそのまま保っているならば、西は伝統的な風景に加えて観光地、英語村、博物館、文化村、神話公園などの開発作業が比較的活発に行われているところだ。だから済州旅行者の中には西や東の旅の後は海岸道路ではなく、山間道路または漢拏山1100道路を通って反対方向に行くルートをとる場合もある。実際にはどれくらい多くの人がそのルートをとるのかは統計がないが、筆者がそうしてみたところ全く申し分のないルートという気がしてこの記事を書いたわけだ。



    ■ 東から西へ行く筆者のルート

    ハンドン里からハンリム邑にいたるルートには済州島特有の杉並木とヒノキの森、そして漢拏山の海抜1100メートルに位置した「1100高地」も通ることから、済州島の典型的な自然を見ることができる「風景の中に」入るという意味だ。事実、その風景はよく「ビジャリムロ(榧子林路]
    )」と呼ばれる1112番道路から始まる。対向2車線の道路の両側に杉並木が広がっているが、その道をゆっくりと運転する醍醐味は、実際に行ってみなくては想像できないほどすばらしい。サリョニスプキルの入り口に入ると1112番道路の美しさは極に達する。 1100道路はカーブがかなり激しく、あちこちに結氷区間があるので絶対安全運転を要する。ゆっくりとそして道路のあちこちに設置された案内文のままに、なるべくエンジンブレーキを使用する知恵が必要だ。運転者は風景の中に陥るので、さらに運転に集中しなければならない区間でもある。このような注意事項にもかかわらず、漢拏山1100道路は済州旅行者はもちろん、済州島に住む人々もよく恋しがる道だ。だから多くの旅行者が1100高地に車を止めて、漢拏山と済州の風景を満喫することになる。 1100高地を通って済州国際大学交差点で右折して、ゆっくりと走れば旅の目的地である済州西部の町に至る。

  • 毎日経済 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-02-15 16:21:06