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こんなにシックな済州ゲストハウス(2/2)

  • スローで幸せな旅行 「タルペンイ・ゲストハウス」


    時間がゆっくりと流れる済州、そこで一次元さらに平穏に流れる所がまさにタルペンイ・ゲストハウスだ。タルペンイ(かたつむり)のような人生を追求するここは、西帰浦ワールドカップ競技場向かい側のオントポッポで有名な孤根山の下、ソホ村にある。小川糸の「食堂かたつむり」をモチーフにした所で、今では消えゆく見にくいオルレキルを余すところなく維持している道に出会うことができ、魅力を増す。低く積もった黒い石畳は、大通りから家の前までゆうに100メートルはあるように見える長い道で、霧が立ち込める明け方や日暮れの夜にはさらに美しい。

    庭師だった叔母(管理者)が手入れした裏庭の花々も見逃すと惜しい。ここから10分車に乗って行くと出るタルペンイ食堂も一押しだ。人気メニューはキムチチムとキムチチゲ・バター焼きのサバで、1人前も注文可能だ。生活するのに忙しく忘れていたものを目を澄まして眺め、話をするようにさせる「スローの美学」がある所だ。

    住所:済州島西帰浦市西好洞766-3番地
    価格:ドミトリー2万ウォン、2人室4万5000ウォン、3人室6万ウォン
    運営時間:4~10時
    食事:トースト、飲料
    電話:010-4493-0419
    ホームページ:www.jejusnail.com

    Make fun

    上の家、下の家、隣の家に点々と離れた3棟のゲストハウスで、ドミトリールームは上の家にだけある。とくに、下の家に入る道は、大通りから家の前の大門まで続く狭い道を意味する済州方言「オルレ」を定石どおりに見せてくれる。車が入れないほどの狭い土道が家をあたたかく包み込む。

    クァンチギの絶対秘境を抱く 「サンティアゴ・ゲストハウス」


    クァンチギの海辺の白い砂浜を庭にし、海岸にぽつんと定着しているここはサンティアゴ・ゲストハウスだ。オルレ1、2コースの交差点にあるサンティアゴは、クァンチギの海辺と城山日出峰、そしてあの遠いソプジコジまで、一つの場所から眺められる場所だ。サンティアゴ近傍1キロメートル周辺には海以外には何もないため、生活必需品を事前に村で買って行かなければならない煩雑さがあるが、それで夜遅くまで旅行者たちと談笑を交わすのに良い所だ。

    毎晩バーベキューパーティと天然の刺身と寿司パーティが開かれ、時々サンティアゴ前の海辺で繰り広げられるキャンプファイヤーも逸品だ。門さえ開けば海が広がるので、気の合う旅行者たちは貝とカニをとる体験もでき、済州の海を近くに感じるのにぴったりの所だ。仮小屋なのでトイレの使用は不便だが、朝から夜まで繰り広げられる幻想的な秘境と日の出が恍惚とする。優雅な足取りでサンティアゴ周辺を歩きまわる犬「ジュリー」も旅行者たちから愛されている。

    住所:西帰浦市城山邑古城里232
    価格:ドミトリー2万ウォン、2人室5万ウォン、3人室6万ウォン、4人室8万ウォン
    運営時間:4時~10時
    食事:トースト、牛乳、コーヒーなど
    電話:010-6246-7400
    ホームページ:blog.naver.com/kimka0434

    Make fun

    自転車と釣竿を無料で借りることができ、2泊以上宿泊する旅行者は日出峰を眺めながら海辺で乗馬もできる。サンティアゴの前で見る日の出は城山日出峰で見る日の出ほどに華やかなので、あえて日出峰に登らなくても大丈夫そうだ。

    済州ゲストハウス、どこまで行ってみた?


    すでに「ゲストハウスの一夜」で読者から多く愛されたカン・ヒウンは、舞台美術を専攻し色々なミュージカル小道具チームで活動した20代の若い旅行者だ。彼女が今回は済州島に出掛けた。「ゲストハウス済州」には50か所余りで出会った旅行者たちとの興味深い即席旅行、ゲストハウスを建てたオーナーとのインタビュー、ゲストハウスがある済州の田舎村で出会った人たちとの対話など、レンタカーとホテル旅行では感じられないあたたかく情感あふれる話が込められている。
  • Citylife_シン・ジョンイン | 入力 2013-03-06 12:06:00