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看板業種も例外なく「輸出の崖」…韓半導体・油化、次々とマイナス

    • 輸出増減率の推移


    「コロナ19」で世界の景気が鈍化しつつ、経済の支えである輸出がひと月で再びマイナス成長を迎えている。コロナ19が米国・欧州などの世界各国で急速に広がり、本格的な輸出の下り坂の始発点になると思われる。

    • 主要品目別の推移


    産業通商資源部が1日発表した3月の輸出の成績表を見ると、半導体を含む主力20品目のうちで11品目が次々とマイナスだった。輸出で最も大きな割合を占める半導体は、スマートフォンやPCの第1四半期の出荷量が急減によって物量の増加傾向の鈍化で輸出が減少した。

    ただし、在宅勤務によるシステム用サーバーのメモリの需要があり、-2.7%の線で下落を守った。主力産業の石油関連品目は、原油価格の下落の直撃を受けた。原油価格の下落は全体的な輸出単価を11.7%落として実績マイナスを導いた主犯になった。この影響を大きく受けた石油製品の実績は22.7%減少し、石油化学は17.2%低下した。繊維輸出も9.7%低下して、影響を受けた。

    一般機械もコロナ19が影響を及ぼした。欧州連合(EU)内のディーラー移動の制限による契約解除で欧州の実績は7.7%減少し、操業日数の増加にもかかわらず全体的に3.8%減少した。自動車(3.0%)と自動車部品(0.6%)は3月、中国の工場稼働率が上がったことマイナスを免れた。

    • 地域別の推移


    国別の3月の輸出では対中国輸出が-5.8%で、2月(-6.6%)に続いて減少を続けた。

    産業部は「対中国輸出の場合、前年同期との対比では下落傾向は沈静化したが、はっきりと回復と見るのは難しい」とし、「4月の実績を見守らなければならない」と説明した。 3月の成績で米国とEUはれぞれ17.3%と10.0%でプラスを記録した。しかし今月、関税庁に輸出申告基準で作成されたものであり、実際にコロナ19が世界に拡散した3月内の企業活動とは時差が存在する。このことから、コロナ19が3月に入って米国とEUなどの世界全域に広がり、4月以降の輸出下落が本格化するだろうという懸念が出ている。
  • 毎日経済_オ・チャンヂョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-04-01 19:58:53