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崩れる韓国サービス業…20年ぶりに最悪

    • サービス業生産指数の推移


    「コロナ19」に対応した「社会的距離の維持」が本格化して、先月の消費・サービス業分野は歴代最悪の不振を経験したことが分かった。 4月には貿易収支が99カ月ぶりに赤字換する見込みで、コロナ19による経済危機はますます深刻になっている。統計庁は29日、「3月の産業活動動向」を発表し、先月はサービス業の生産が前月比で4.4%減少したと発表した。去る2月は-3.5%でサービス業の生産統計を作成し始めた2000年以来で過去最大の減少幅を記録し、その後1ヶ月で最大値を再更新した。

    アン・ヒョンジュン統計庁経済動向統計審議官は、「去る2月の産業活動動向からコロナ19の拡散の影響が他の要因を圧倒しているが、3月に入ってからは社会的距離の維持が強化された影響で、サービス業の生産はさらに大幅に減った」と語った。乗用車を除く小売販売指数は6.1%減少した。 2011年2月に口蹄疫の影響で6.4%減少した後の9年ぶりに最も大きな減少幅だ。

    米・ヨーロッパを中心にコロナ19のパンデミック(世界大流行)がいっそうひどくなった4月から、相対的に影響が少なかった輸出・製造業の分野にも被害が拡大する見通しだ。

    キム・ヨンボム企画財政部第1次官はこの日、政府ソウル庁舎でブリーフィングを行って「生産支障や原油価格の急落などとともに、世界的な需要萎縮の影響が本格的に作用して4月の輸出は大幅に減少し、99ヶ月ぶりに貿易赤字を記録する可能性が高い」とし、「製造業っの稼働率をはじめ、鉱工業・輸出関連指標にコロナ19の余波が拡大するだろう」と分析した。このような悲惨な状況は、景気動向・先行指数がそれぞれ11年3月と12年1ヶ月ぶりに最も大きな下げ幅を見せたことからも確認することができる。

    危機感は企業心理指数も明らかになった。この日、韓国銀行が発表した全産業の業況企業景況感指数(BSI)は51で前月比で3ポイント下落し、これまでの歴代最低記録である2008年12月と同じ数値を示した。
  • 毎日経済_ムン・ヂェヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-04-29 18:28:25