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「名門」延世大学に何が?…教職員421人が「大量懲戒」

弘益大は118人が懲戒 

  • 開校以来で初めて教育部の総合監査を受けた延世大と弘益大学で、「重懲戒」処分に該当する事案が大量に摘発された。教育部は14日、延世大と弘益大の総合監査結果を公開した。今回の監査で延世大は重懲戒26人と軽懲戒59人などを含めて、教職員421人が身分上の措置を受けた。

    教育部の監査の結果、延世大への指摘事項は86件だ。

    具体的に、延世大は入試・学事と関連する指摘(22件)を最も多く受けた。続いて予算・会計関連で16件、組織・人事関連の15件などで監査指摘が出された。一例として、延世大学大学院では入試関連の書類を適切に作成・保管しておらず、重懲戒16人と軽懲戒25人などの処分が下された。現在、大学院の入試関連書類は4年以上補完することが原則だ。昨年9月、延世大はチョ・グク前法務部長官の息子チョ某氏に関連する大学院入試不正疑惑で検察が押収捜索を行った。この過程で延世大はチョ容疑者が入学した当時の評価記録が入った書類を義務保持する期間にもかかわらず関連書類が消えた問題のために、今回の監査では最終的に懲戒通知を受けることになった。教育部はこれを含んで、延世大大学院の入学選考資料の不良記録・管理の問題を捜査依頼する方針だ。また延世大は大学院の新入生を不当選抜した件で重懲戒1人と軽懲戒7人などの処分を受けており、これに関連する事項を教育部は告発・捜査依頼することにした。

    弘益大学も今回の監査で重懲戒3人と軽懲戒13人などの教職員118人が身分上の措置を受けた。弘益大学の指摘事項41件はすべて会計に関連する分野から出てきた。法人会計と財産管理の分野で9件、校費会計の分野で32件が指摘された。

    教育部が弘益大学に告発措置をとる指摘事項は総3件だ。学校法人の収益の基本財産(土地)49筆地に課せられた固定資産税6億2000万ウォンを法人会計ではなく校費会計で執行した件と、法人負担の弁護人選任料を校費会計で失効した点などが摘発された。また教育部の監査結果、弘益大はその場しのぎに積立金を積んだことが明らかになった。

    一方で教育部は延世大と弘益大を手始めに、現在は西江大に対する総合監査を進めている。
  • 毎日経済_コ・ミンソ記者/ムン・グァンミン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-07-14 17:37:39