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134年前に仏大統領が高宗に贈った陶磁器

開港前後の朝鮮王室陶磁器を展示 


    • 白磁クジャク花柄の花瓶 [写真提供=文化財庁]


    景福宮の中庭左側に位置する国立故宮博物館には、100年を遥かに越えたフランス産の陶磁器ひとつが展示されている。黄金色の下地に津粉紅の花びらが見える陶器は、サディ・カルノー仏大統領(在任期間1887~1894年)が高宗皇帝にプレゼントした「白磁彩色サラミナ(Salamine)瓶」だ。 134年前の1886年に朝・仏修好条約締結を記念して、高宗が受け取った贈り物だ。フランスの「セーブル陶磁製作所」で作られた逸品だが、高宗はお返しに12~13世紀の高麗青磁2点をフランス側に送ったという。乱世に「風前灯火(風前のともし火)」状況の中で、大陸をわたった陶磁器が外交手段だったわけだ。

    サラミナ瓶をはじめ、韓国開港前後の朝鮮王室陶磁器をひと目で見ることができるユニークな展示が行われる。文化財庁国立故宮博物館は去る28日、来る29日から10月4日まで「新王室陶磁、朝鮮王室で使用した洋風陶磁器」特別展を開催すると明らかにした。開港以来、一度も公開されたことのない近代西洋陶磁器40点あまりが初めて展示され、仏・英・独・日本・中国で作られた西洋式陶器など総400点が一堂に集まる。


    「朝鮮後期王室の陶磁消費」展示館では、朝鮮王室の青華白磁を展示する。洋風陶磁器を本格的に鑑賞する前に、500年間続いた王室伝統陶磁器を優先して鑑賞する空間を設け、王室陶磁器の消費の変化を知ることができるようにするという趣旨だ。「新王室の陶磁収容背景」展示館では開港以来、西洋陶磁器が王室に流入した背景を朝鮮の対内外的変化で見てみる。

    朝鮮は1876年の「江華島条約」締結後は近代国家に生まれ変わるために、西洋の文物を積極的に受け入れた、特に「スモモ花柄のガラスのランプのかさ」などのガラス灯は、1887年の電気の導入後に宮廷の室内外に設置されたものだ。

    「西洋式宴会と洋食器」展示館では、朝鮮王室の洋風宴会を直接体験して見ることができる。「宮廷を飾った輸入花瓶」展示館では、万国博覧会を通じて世界に陶器文化の主流として浮上したジャポニズム花瓶と中国プラナカンのホーロー花瓶を展示する。
  • 毎日経済_キム・ユテ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-07-28 17:18:40