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CJ、高陽市に「Kポップアリーナ」造成…テーマパークやホテルまで


    • CJライブシティは2024年に京畿道高陽市の韓流ワールドに造成する、室内2万席規模のKポップアリーナの鳥瞰図。 [写真提供=CJライブシティ]



    CJグループの大規模なテーマパーク造成事業である「ライブシティ(Livecity)」事業が4年ぶりに再開される。ライブシティ事業が巡航すると2024年に京畿道高陽市に韓国初のKポップ専用アリーナ(屋内2万席規模)が建設され、ホテルやテーマパークにショッピング施設などの入った、韓流観光の新たなランドマークが造成されると予想される。完成後から10年間に推定される経済効果のみで33兆ウォンに達する。

    11日のCJ ENMの系列会社であるCJライブシティ(CJ LIVECITY)によると、京畿道はCJライブシティの3次事業変更計画案を最近承認した。京畿道高陽市一山東区のチャンハン洞「韓流ワールド」の敷地30万2153平方メートルにKポップ専用の公演会場であるアリーナを建設し、周辺にホテルやテーマパーク、ショッピング施設などを造成するという内容だ。事業費だけで約2兆ウォンに達する大規模なプロジェクトだ。

    4年のあいだ事業開始を待ってきたCJは、高陽市が建築許可さえ出せばすぐに着工に入るという方針だ。高陽市は19日に建築審議を開き、許可するかどうかを決定する予定だ。竣工期限は2024年だ。

    2024年にアリーナ公演会場が完成すれば、韓国も「Kポップ」の位相にふさわしい公演スペースを備えることになる。 Kポップは防弾少年団やSuperM、NCT 127、MONSTA Xなどの活躍で世界的な反響をまき起こしたが、コンサート専用のスペースは皆無だったからだ。

    主に使用される蚕室室内体育館(1万1000席)、高尺スカイドーム(2万5000席)、オリンピック公園体操競技場(1万5000席)、蚕室主競技場(6万9000席)、上岩ワールドカップ競技場(6万6000席)などは体育専用スペースで、音楽家たちはこれまで「仮住まい」をしなければならなかった。舞台の設置に金と時間がかかるだけでなく、演出や機器の活用も制約が大きかった。音楽家たちの公演専門アリーナの建設を、業界の宿願事業にあげる背景だ。CJはアリーナで世界トップレベルの最尖端ライブ公演が可能なように、最新の情報技術(IT)を反映して設計する方針だ。

    アリーナ建設後の経済効果も期待される部分だ。去る5月、ゴールドマン・サックスが発表した世界の音楽市場レポートによると、コロナ19により停滞した世界音楽市場が回復し、2023年には年間34兆~35兆ウォン規模に回復して、毎年4~5%ずつ成長すると見ている。全世界の韓流ファンたちの訪問で造成される会場周辺の商圏もまた、付加的に浮上する利益のうちの一つだ。

    すでに海外ではアリーナ公演会場が大衆文化の聖地になった。英ロンドンのO2アリーナはマイケル・ジャクソンやブリトニー・スピアーズ、U2などの世界的スターたちの公演を誘致し、世界で最も有名な会場の一つとして浮上した。 2007年のオープン以来、累積観客数だけで5000万人に達している。

    CJの関係者は「サミル会計法人と延世大都市工学科に依頼して推定した結果、CJライブシティがオープンすると10年間の経済波及効果は約33兆ウォンに達し、就業誘発効果は28万人と予想される」とし、「またアリーナとコンテンツアミューズメント施設、商業・宿泊施設などで5800人あまりの直接雇用と年間で最小2000万人の観光客の訪問が予想される」と語った。

    ライブシティ事業はCJ E&Mが2016年に「K-カルチャーバレー」という名称で、京畿道と事業協約を結んだことから始まった。当時、朴槿惠 (パク・クネ)大統領が起工式に出席するなどで華やかに出発したが、各種の特恵疑惑がふくらんだうえに、政権と知事さえもが代わっていっこうに進展せず難航した。その後、CJは今年末の完工を目標に第2次事業計画案を作成し、京畿道から苦労して承認を得たが、昨年4月に乗り物中心の閉鎖型テーマパークではなく、K-POP公演会場であるアリーナを中心とすることに事業内容を変更した。昨年、防弾少年団がビルボード200で1位を占めるなど、Kポップの位相が大きく高まったことが功を奏した。

    コロナ19の余波でCJ ENMが直撃を受けた厳しい状況だが、イ・ジェヒョンCJグループ会長は文化事業に強いこだわりと意志を見せている。その背景には、祖父である李秉喆(イ・ビョンチョル)サムスングループ創業者の平素の教えが大きな役割を果たしたと伝えられる。実際、李会長は過去にCJ ENMの業務報告の席で、「文化がなければ国はないという先代会長の哲学に基づいて、国の格を高めるために困難の中でも文化産業に投資した」とし、「韓国の若者たちの才能と情熱を信じて選択したその判断は間違っていないことを確信するようになった」と明らかにした。
  • 毎日経済_キム・ヒョヘ記者/カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-08-11 20:06:48