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V.I、防犯カメラ映像初公開も特殊暴行教唆容疑否認

    BIGBANGの元メンバーのV.I(本名」:イ・スンヒョン、31)が特殊暴行教唆の疑いを再度否認した。しかし事件が起きた当日、女優と同席していたことが分かり注目を集めた。

    26日の午前、京畿道(キョンギド)龍仁市(ヨンインシ)所在の地上作戦司令部普通軍事裁判所で、V.Iの軍事裁判11回目の公判が開かれた。同日午前の公判では、V.Iの特殊暴行教唆の疑いの証拠調査が行われ事件が発生したソウル江南(カンナム)の某居酒屋内、外部のCCTV1時間20分が公開された。

    軍検察によるとV.Iは2015年12月30日、ソウル江南(カンナム)の居酒屋で知人たちと個室で酒を飲んでいたところ、自分がいた部屋を開けてみた客Aさんと喧嘩になり、これに抗議した過程で別の客Bさんと喧嘩になり激憤、ユ・インソクなどが含まれたグループチャットにこの事実を知らせた。その後、ユ・インソクは知り合いの暴力団員を呼んで被害者を居酒屋の裏通りに呼んで悪態をつき携帯電話を奪おうと腕を引っ張ったり威嚇するなどの行為をした疑いで特殊暴行教唆の共犯として起訴された状態だ。

    同日、公開されたCCTVでV.Iはある女性と一緒に居酒屋の個室で談笑を交わしているが、この過程でAさんが個室に登場しV.Iと挨拶をして消いなくなる。その後、チョン・ジュニョン、チェ・ジョンフン、ユ・インソクなどV.Iの親友が大挙登場するが、その間にAさんが再び登場し注目される。Bさんは廊下でV.I側と会話をしている姿が見られたりもする。以後、居酒屋の正面のCCTVにはAさんが暴力団員に特定された人物と一緒に移動する姿も見え、ユ・インソクは居酒屋の中と外を何度も出入りする様子だった。V.IはCCTVが上映される大半が個室に登場し、その後、席を離れる時だけ外部から捉えられる。

    証拠調査の末尾、V.I側の弁護人は「事件当日は被告が親しい知人と忘年会を行う日だった。有名な芸能人もいたため、わざわざ個室のある行きつけの居酒屋で会合を開いた」とし「一行より早く到着した被告と女優が話をしていたが、Aさんが突然ドアを開けて入ってきて事件が起こった」と説明した。

    弁護人は「知らない人が酒を飲んでよろめきながらドアを開けて入ってくるのに、誰が喜ぶだろうか?また、Aさんが被告人と同席した女優をちらちらと眺めたりして被告人は気分が悪かったが芸能人であるために口説かれてはいけないと思い「表情管理」をしていた。だが、Aさんが初対面で多少無礼な行動を続けたため早期に席を立つのが先と考え従業員を呼んで決済した」と説明した。

    その後、V.Iが携帯電話でユ・インソクなど知人に連絡を取り、AさんとBさんに対する暴行を教唆しようとしたというのが軍検察側の主張だ。しかし弁護人はまた「携帯電話を触ったのは誰かに必ず連絡するためではなく、最近の若者がそうであるように無意識的に特別な理由なしにいじっている」と説明した。

    また、弁護人は高級乗用車に乗って現場に現れV.Iと話をした男性について「1人は知り合いの居酒屋の社長で、もう一人はボディーガードだった」とし「被告人は共同正犯で起訴された人の名前も顔も知らない。結果的に被告人は共同正犯と関連性がないと考えられる」と説明した。

    弁護人は「共同正犯として起訴された人も被告人の指示を受けたものではないと陳述している」とし「被告人に特殊暴行教唆の疑いを適用することに対して疑問」と付け加えた。

    これを受け、裁判所は次回の期日で特殊暴行教唆の疑いの被害者2人とユ・インソク、現場に来た暴力団員など関係者に対する証人尋問を続けることにした。

    この日午後の公判には、グループチャットのメンバーであるチョン・ジュニョンが証人として出席しV.Iの性売買斡旋および性売買、特殊暴行教唆の疑いなどに関する尋問を受けることになる。

    一方、V.Iは2019年2月に浮上した江南(カンナム)クラブ「バーニングサン」事件の核心人物と目され、17回にわたる警察の調査の末、昨年初めに在宅起訴された。V.Iが受けている容疑は性売買斡旋、性売買、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反、常習賭博、外国為替取引法違反、食品衛生法違反、業務上横領、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)、特殊暴行教唆の容疑の9件だ。

    V.Iは本格的な裁判を控えた昨年3月9日、軍に入隊して軍事裁判所で裁判を受けている。V.Iは多数の容疑のうち外国為替取引法違反の容疑だけを認めただけで残りの容疑については否認している。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 / 写真=スタートゥデイDB | 入力 2021-02-26 12:28:36