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ユ・ヨンソク、「グローバルプロジェクト映画「バニシング」出演、海外進出に欲が深まる」

    • JNC Media Group

    俳優のユ・ヨンソク(37)がユニークで特別な作業を満足げに終えてスクリーンにカムバックした。世界的な女優オルガ・キュリレンコと組んだグローバルプロジェクト映画『バニシング:未解決事件(以下、『バニシング』)』(監督ドゥニ・デルクール)を通じてだ。

    ユ・ヨンソクは最近、行われた映画『バニシング』のテレビインタビューで「厳しい時期であるにもかかわらず久しぶりに作品を披露することになりわくわくしている。公開できてうれしく感激している」と笑顔を見せた。

    続いて「オルガ・キュリレンコと同じスクリーンで見られ海外の演出者の方々が作った映画であるだけに新鮮な点が多い。馴染みがないようでも親しみを感じることができ多彩な魅力が盛り込まれた作品だ」とし「久しぶりに映画館で楽しんでもらいたい」と話した。

    『バニシング』は大韓民国をびっくりさせた身元不詳の変死体が発見され事件を担当することになった刑事ジンホ(ユ・ヨンソク)と国際法医学者アリス(オルガ・キュリレンコ)の共助捜査で衝撃的な事件の顛末に直面して起こるサスペンス犯罪スリラーだ。ユ・ヨンソクは劇中で3か国語を駆使するエリート刑事ジンホを演じる。流暢な外国語の台詞と共に冷徹なカリスマへと変身を図る一方、オルガ・キュリレンコとは穏やかで新鮮なコンビネーションを披露しグローバルな俳優としての可能性を見せてくれる。

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    ユ・ヨンソクは「OTTとKドラマ、映画が世界中で愛されている今日この頃、撮影当時も様々なところでKコンテンツに関心を持っていた。僕も海外プロジェクトに好奇心があったが、嬉しいチャンスだった。撮影スタイルをはじめ、すべてが違うため新しい経験をし、それを通じて学ぶことが多かった。オルガ・キュリレンコが俳優やスタッフと疎通するのを見て、あんな姿がグローバルな俳優が持っていなければならない姿ではないかと思った。すべての面で興味深かった」と振り返った。

    オルガ・キュリレンコとは主に英語でコミュニケーションを取り、監督とはフランスのスタッフを通じてフランス語で会話を交わしたという。「オルガ・キュリレンコはあまりにもグローバルに作業をする俳優だから慣れないし、どうやって近付いたらいいか心配にもなった」という彼は「予想外に親しく迎えてくれた。 韓国で隔離が終わった後は容易でない環境だったが、皆と賢明に疎通し心から交流しながら積極的に討論した。柔軟だという印象を受けた」と話した。

    それとともに「何より個人スタッフを別途で連れてこなかった点に驚いた。強くて自信に満ちていた。不慣れな環境でも、この国の文化をそのまま感じながらコミュニケーションしようと努力する姿が印象的だった」と称賛した。

    「この作品を撮影しながら海外での作業をもっとたくさんしたいと思うようになった。今回の作業が、そのスタート地点になるかもしれない。期待していたことより楽しくて学ぶことが多くて成長した気分にもなった。『ニューイヤー・ブルース』の時も新型コロナウイルスの直前にアルゼンチンで現地スタッフたちと作業したことがあるが、言語、文化は違うけど共通した部分を持ってシナリオと方向に対して一緒に進んだら粘り強い同質感が生まれて新鮮な刺激も感じた。グローバルプロジェクトに対する拒否感は全くない。むしろ欲がさらに大きくなった。(笑)」

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    韓国での最近の作品はtvNドラマ『賢い医師生活』だった。ユ・ヨンソクは極めて親切で優しい性格が魅力の小児科医ジョンウォン役で出演した。ドラマシーズン1、2いずれも熱い人気を集めただけにシーズン3へのファンの念願も注がれている状況だ。

    ユ・ヨンソクは「もしシーズン3をやることになったら当然、参加したい」としながらも「残念ながら当分はシーズン3の制作は容易ではないと聞いた。

    ドラマでインターンとレジデントとして出演した俳優は皆、主演に成長しただけに彼らが皆、集まるのは現実的に容易ではない」と話した。 また「それでも本当にやりたい。自分をはじめ皆、(シン・ウォノ)監督にせがんでいる」と話し笑いを誘った。

    「もうデビュー20年目だ。デビュー作をはじめ観客のエネルギーを全身で感じた舞台、大きな愛を届けてくれたシン・ウォンホ監督の作品まで全て思い浮かぶ」。ある意味とても長い時間だが、本当に一生懸命生きてきたと思う。まだ残念で喉の渇きが多いけど(笑)。10年後には「思い残すことはない」と言うほど多くのことを積んでいきたい。もっと良い作品と多様な機会を得たい。 国内だけでなく海外でもだ!」

    ユ・ヨンソクの新作映画『バニシング:未解決事件』は30日に公開され劇場で上映中だ。
  • ハン・ヒョンジョン スタートゥデイ記者 | 入力 2022-04-01 07:01:01