記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
エンタメ > 総合

「シンデレラと4人の騎士」3話 チョン・イル、タフさと温かさを持つツンデレ魅力

「シンデレラと4人の騎士」3話 

    『シンデレラと4人の騎士』の「タフな反抗児」チョン・イルが「ツンデレ」の魅力で女心をしっかりと狙い撃ちした。なぜか痛みがにじみ出る彼の姿は、男らしいタフな姿と無愛想な性格を見せながらも、ほのかな暖かさでギャップを見せて、視聴者の心をドキドキさせている。

    チョン・イルは、tvNの金土ドラマ『シンデレラと4人の騎士』で、持って生まれたものもなく、カーセンターで整備技術を学びながら暮らしていたある日、突然財閥3世に変わったカン・ジウンを演じている。

    カン・ジウンは普段から、祖父のカン会長(キム・ヨンゴン扮)とロボット秘書ユン・ソン(チェ・ミン扮)、いとこたちとも会話することがほとんどない、反抗的な気質を持っている。去る19日の3話の放送でカン・ジウンは、自分のいとこのカン・ヒョンミン(アン・ジェヒョン扮とカン・ソウ(イ・ジョンシン扮)を改造するために、ハヌルの家に入ってきたウン・ハウォン(パク・ソダム扮)と事あるごとにぶつかる姿を見せた。

    カン・ジウンはハヌルの家に入ってきたウン・ハウォンに「お前、今度はいくらもらったんだ」と彼女のプライドを傷つけ、ウン・ハウォンが自分の部屋の周りでうろつくてと「他人の部屋を盗み見るな、消えろ」と毒舌を飛ばしたりもした。

    彼は通り過ぎて目が合っただけでも「何を見てる?」と立てつき、ウン・ハウォンが誤って自分のアジトに入ってくると、「領域侵犯が趣味なのか?」「どうしてしきりにうろつくんだ。ここはお前が来るところではない」と怒った。ウン・ハウォンがハヌルの家に入ってきた理由を質問したときには「俺でも誘うと思ったのか?」とウン・ハウォンを刺激したりした。

    しかし、これはカン・ジウンの素顔ではなかった。ウン・ハウォンが棚の外側に突き出た鋭い工具にぶつかりそうになると、素早く体を動かして、彼女を自分のほうへ引き寄せる騎士道精神を発揮し、ウン・ハウォンが死んだ母親の遺骨が安置されている納骨堂に持って行った白いバラの花束が小川に流さそうになると、靴やズボンの裾が濡れることも構わずに、これをすくい上げてウン・ハウォンに返してあげた。

    カン・ジウンがウン・ハウォンにこのような「ツンデレ」の魅力を発散したのなら、いとこであるカン・ヒョンミンだけを見つめる友達のヘジ(ソン・ナウン扮)には本音を隠したまま側にいる甘さを見せて、女心を狙い撃ちした。

    先立って、カン・ジウンは自分の過去を消そうとする祖父カン会長の措置の中でカーセンターの仲間たちが自分を捨てるなど、大きな傷を負った状況だ。視聴者は、傷ついたカン・ジウンのタフな反抗児としての行動と彼のツンデレの魅力にすっかりはまった様子だ。何よりもチョン・イルは、シックな外見とは異なり、暖かい内面を持つカン・ジウンを立体的に描き出して視聴者たちから大きな反響を得ている。
  • 毎日経済 スタートゥデイ イシューチーム | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-20 11:31:00