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「最高の離婚」31・32話 ペ・ドゥナ&チャ・テヒョン、希望に満ちたハッピーエンドを迎える

「最高の離婚」31・32話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    『最高の離婚』が共感できるセリフと希望に満ちたハッピーエンドで幕を閉じた。同時に、日本ドラマのリメイクの限界も見せた。

    KBS2月火ドラマ『最高の離婚』が27日、終了した。『最高の離婚』は「結婚は本当に愛の完成なのか?」という問いから始まり、愛、結婚、家族に対する男女の考えの違いを愉快かつ率直に描いたラブコメディドラマだ。

    『最高の離婚』の最終回ではカン・フィル(ペ・ドゥナ)とチョ・ソクム(チャ・テヒョン)が再び「僕たち」になる様子が描かれた。

    2人は離れている間、少しずつお互いを理解し懐かしがった。回り回って再会した2人は互いの時間を過ごした。それぞれの家で生活しながら、2人の恋愛が再びスタートした。時には婚姻届を出すか悩んだりもしながら愛を続けていった。チン・ユヨン(イエル)とイ・ジャンヒョン(ソン・ソック)の絆も深まった。イ・ジャンヒョンはチン・ユヨンのために変わろうと努力し、チン・ユヨンはイ・ジャンヒョンの変化に心を開き始めた。2人は婚姻届を出し、結婚式を挙げた。チョ・ソクムは2人のために祝歌を歌った。カン・フィルはチン・ユヨンとイ・ジャンヒョンの結婚式の日、ボローニャで開催される国際児童図書展に行くために空港に向かった。しかし、彼女は結婚式に登場し、舞台恐怖症で緊張しているチョ・ソクムの力になってあげた。

    1年後、チン・ユヨンとイ・ジャンヒョンは娘を育てながら幸せな日々を過ごした。チョ・ソクムとカン・フィルはいつものように些細なことでケンカした。しかし、過去とは異なりすぐに仲直りした。これまで多くのことを経験しながら変わった2人はお互いを避けるのではなく会話をしながらお互いに合わせていった。

    チョ・ソクムはカン・フィルに「僕たちはずっとケンカしては仲直りしていくんだろうな」とし「それでだけど、そうやって暮らそう。繰り返すと思う。繰り返されるだろう。僕は毎回、愚かさを感じるはずだ。それでも僕たち、一緒にいると楽しくないか?一緒に年を取らないか?」と告白してハッピーエンドを迎えた。

    同名の日本ドラマをリメイクした『最高の離婚』は放送前から注目された。信じて見る女優ペ・ドゥナとチャ・テヒョンの共演だけでも大きな期待を集めた。しかし、ベールを脱いだ『最高の離婚』は平均2~3%の視聴率を記録して残念な結果を残した。

    何よりもドラマ中盤、チョ・ソクム、カン・フィル、チン・ユヨン、イ・ジャンヒョンカップルが関わり合いながら妙な関係になっていった展開は視聴者のドラマへの集中力を低下させた。韓国人の情緒の特性上、このような設定に共感することができない多くの視聴者は不快な感情を表わした。日本ドラマの原作をリメイクして現地化する過程でもう少し工夫が必要だという指摘も出ている。

    『最高の離婚』は惜しいストーリー展開で大衆の心を掴めず、完璧な共感を得ることができなかった。それにも関わらず、ペ・ドゥナ、チャ・テヒョン、イエル、ソン・ソックなどの俳優たちの熱演が加わり、マニア層を形成することに成功した。特に、関係と結婚、愛などの俳優たちが放つセリフ1つ1つが視聴者の心を動かした。それぞれの心の傷を乗り越えて成長する姿、無数の関係の中で生きていく人間の姿などを描き出して共感と癒しを届けた。
  • 毎日経済 スタートゥディ ヤン・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-11-28 07:19:55