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「ロマンスは別冊付録」4話 イ・ナヨン&イ・ジョンソク、2人だけが知らない2人のロマンス

「ロマンスは別冊付録」4話 

    『ロマンスは別冊付録』でイ・ナヨンとイ・ジョンソクが2人だけが知らないロマンスで注目を集めた。

    去る3日に韓国で放送されたtvNの土日ドラマ『ロマンスは別冊付録』(演出イ・ジョンヒョ、脚本チョン・ヒョンジョン)4話の視聴率はケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム視聴率で世帯平均4.3%、最高5.1%を記録し、ケーブルと総合編成を含む同時間帯1位を記録した。(ニールセンコリア、有料プラットフォーム全国基準)

    この日は期間限定の同居を始めたカン・ダニ(イ・ナヨン)とチャ・ウンホ(イ・ジョンソク)の近くなった距離のぶんだけ甘くなった日常が描かれた。特別で深い2人の関係に徐々に変化が訪れて、ときめきの温度を熱くした。

    酒に酔うと習慣のようにカン・ダニの家を訪ねて、遠くから見つめていたチャ・ウンホ。昨夜も酒に酔ってカン・ダニの旧家を訪れて家に帰ってきたチャ・ウンホは自分を待っていたカン・ダニを抱きしめた。これを思い出したチャ・ウンホは布団の中に隠れるしかなかった。どこに行ってきたのかという言葉に「好きな人の家に」と気持ちをそれとなく表したりもしたが、カン・ダニはチャ・ウンホの気持ちを想像すらしていなかった。まだ自分の気持ちを完全に理解する前からチャ・ウンホに意外なライバルが登場した。まさにカン・ダニにチ・ソジュン(ウィ・ハジュン)という近所のお友達ができたもの。名前も知らない人の家でラーメンを食べてきたという言葉にチャ・ウンホは心配そうに不満をもらした。「私を正しく知っていて、私が正しく知っている人がひとりだけいればいい」というカン・ダニに「正しく知っているひとりだけ」が自分であることを確認してからようやく喜びの笑顔を見せたチャ・ウンホの姿はときめきを誘った。いつも気になって、かわいい嫉妬までさせるカン・ダニ。カン・ダニを思うチャ・ウンホの心は自分も知らないうちに大きくなった。このような事実を知らないカン・ダニはチャ・ウンホとソン・ヘリン(チョン・ユジン)の仲を誤解し始めた。しかし、チャ・ウンホは「酒を飲んでから来るな。もう女と暮らしているからだめだ」とソン・ヘリンを突き放した。カン・ダニとチャ・ウンホの前に登場したソン・ヘリンとチ・ソジュンの存在が2人の気持ちを気づかせる触媒になるのかが好奇心を刺激する。

    自分も知らないうちに始まったチャ・ウンホの変化はここで終わりではなかった。偶然、カン・ダニの元夫ホン・ドンミン(オ・ウィシク)を見たチャ・ウンホ。外国に行ったとばかり思っていた彼は堂々とソウルのど真ん中で妊娠した妻と一緒に飲食店を運営していた。最も近い仲だったが、いつも一歩離れてカン・ダニの笑いと涙を見守ったチャ・ウンホはホン・ドンミンを見た瞬間に変わった。彼を殴って髪の毛まで掴んだチャ・ウンホは「毎日、俺の顔を見たくなければ養育費と慰謝料を送れ」という言葉で状況を整理した。チャ・ウンホはカン・ダニの苦しかった日々を代わりに補償してあげたかった。

    また、一日も静かな日のない「キョル」出版社には特別なミッションが生じた。最近、最も「ホット」な表紙デザイナーのチ・ソジュンを捕まえなくてはいけないという代表キム・ジェミン(キム・テウ)の特命が下されたもの。しかし、チ・ソジュンとキョルの縁は最初の出会いからこじれてしまった。チ・ソジュンはキム・ジェミンに向かって「噂と同じように業界の商人だ」と話したり、「キョル」が著作権を狙って有名作家カン・ビョンジュンを監禁したのではないかと挑発した。チャ・ウンホはついに「キョル」についてむやみに話すチ・ソジュンの胸ぐらをつかんだ。最初からこじれてしまったチ・ソジュンと「キョル」の縁がどのようにつながるのか、「キョル」を成長させたカン・ビョンジュン作家が誰かなのかも気になるところだ。

    複雑な気持ちで帰ってきたチャ・ウンホを慰めたのはやはりカン・ダニだった。チャ・ウンホはカン・ダニの歌声と暖かさだけで心の癒しを得た。庭に並んで座って月を見つめる2人の暖かい空気がときめきを呼び起こした。一瞬で恋に落ちるロマンスではなく徐々に染まる2人の関係はロマンス以上のときめく瞬間を作った。「世の中がみんな背を向けても、姉さんだけは僕を信じてくれるよね」と尋ねるチャ・ウンホと明るく笑ってうなずきながら返事をするカン・ダニの姿はどんな告白よりも暖かい余韻を残した。

    カン・ダニとチャ・ウンホの2人だけが知らないロマンスはときめきを誘い、「キョル」に徐々に溶けこみ始めたカン・ダニの苦労とオフィスコメディは愉快な笑いを抱かせた。完璧ではない極めて人間的な「キョル」の人たちの姿は現実的な共感を加えた。

    新刊により生じた問題を解決するためなら靴を間違って履いて駆け出すのはもちろんのこと、パーマをしている途中でも駆け付ける「キョル」の従業員たち。『ロマンスは別冊付録』は「一冊の本の中にある多くの人々の心」を「キョル」出版社を介して愉快に描いた。どたばた新入社員の同期カン・ダニとパク・フン(カン・ギドゥン)、オ・ジユル(パク・ギュヨウン)の姿も笑いを誘った。ここにチ・ソジュンが言及したカン・ビョンジュン作家の話も好奇心を刺激して、本格的に繰り広げられる出版社「キョル」のダイナミックな物語にも注目が集まる。

    一方、tvN土日ドラマ『ロマンスは別冊付録』は毎週土、日曜日の午後9時に韓国で放送される。
  • 毎日経済 スタートゥデイ キム・ソヨン記者 / 写真=tvN | (C) mk.co.kr | 入力 2019-02-04 08:21:11