記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
エンタメ > 総合

「提報者」ユ・ヨンソクが俳優として3段演技変身を見せる

映画「提報者」 

    映画「提報者」のユ・ヨンソクが3段演技変身をした。

    「応答せよ1994」で純情派野球選手チルボン役で女心を掴みホットな俳優となったユ・ヨンソクは「提報者」のシム・ミンホ役を通じて、俳優としての立ち位置を固める予定だ。

    シム・ミンホはイ・ジャンファン博士と共に幹細胞を研究するが、実験過程の非倫理的な行為に良心の呵責を感じ、研究チームを離れて幹細胞複製論文に対して真実を通報することとなるキャラクターで、緊張感を誘発するストーリーの中心軸を担当する人物であると同時にいくつかの内面演技を表現しなくてはいけない密度の高いキャラクターだ。

    今回新たに公開されたスチール3種はユ・ヨンソクのそんな多彩な演技変身を垣間見ることができ、映画に対する期待度を高めている。

    公開されたスチールは初めて父親の演技に挑戦するユ・ヨンソクの一味違った姿に視線が集まる。「父親という設定に負担があったが、映画の中で重要なポイントだった。簡単ではなかったが挑戦したかった」と豊富を明かしたユ・ヨンソクは父性愛を表現するために同じく演技をするパク・ヘイルをはじめとして周辺の多くの父親たちの助言を聞いて感情線を積み上げた。優しく娘に童話を読み聞かせ、タルパボに完全憑依したスチールの中のユ・ヨンソクの姿は繊細な眼差しと細かな感情演技で完成させた彼の父性愛演技に対する期待感を誘う。

    2枚目に公開されたスチールの中のユ・ヨンソクはヒト胚性幹細胞複製研究の中心軸を担当する研究員としてキャラクターを具現化するため他ならぬ努力をした。彼は幹細胞について医学書を読み、講義を聞くなど絶え間ない勉強と研究で研究員シム・ミンホを繊細に演技しきった。

    最後のスチールは通報をするシム・ミンホの真正性を疑うユン・ミンチョルに向かい、証拠はないが自分は真実だけを話していることを伝えるシーン。揺らぐことのない悲壮感を醸し出すユ・ヨンソクの姿は良心を捨てることができず、自身が持っているすべてのものを捨ててまで真実を明かそうとするシム・ミンホの強い内面を見せる。ユ・ヨンソクはこのシーンを「シム・ミンホが最も本当の気持ちを訴えるシーンであり、台詞だったのではないかと思う」として一番記憶に残るシーンに選びもした。
  • MBNスター ソン・ジナ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-08-29 10:00:52