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7年間で最低の観客数 新作ラッシュでも韓国の映画館はガラガラ

    そうそうたる新作の公開ラッシュにもかかわらず、韓国の映画館はガラガラだ。コロナ19(新型コロナウイルス感染症)に対する恐怖心により映画館を訪れる観客数が急減した。

    21日、韓国の映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると20日『藁にもすがる獣たち』は6万1006人の観客が訪れ1位に、『正直な候補』は4万7945人の観客を動員して2位をそれぞれ記録した。

    『パラサイト 半地下の家族』の強力なライバル作だった『1917』は公開前、圧倒的な前売り率で注目を集めたが4万5888人の観客動員数で3位にとどまった。『藁にもすがる獣たち』や『1917』などそうそうたる国内外の新作が同時公開されて映画街の復活が期待されたが、コロナ19の集団感染の影響で韓国全国が混乱に陥り、観客数が大幅に下落した。

    今月初め、コロナ19の感染者が映画館を訪れた事実が知られた後に映画館が営業を中止するなどの影響があったものの『正直な候補』の観客数が少しずつ上昇したが、再び停滞している。

    現在の傾向のままなら週末も回復の兆しは期待できない。

    一方、韓国の映画振興委員会の「2020年1月韓国映画産業決算」によると1月の全観客数は1684万人と、前月の同期間より7.1%(128万人)減少し、2013年以来の最低値を記録した。1月の全体の興行収入は前年同月比4.9%(75億ウォン)減少し、1437億ウォンを記録した。

    昨年1月の1カ月間には『エクストリーム・ジョブ』(監督イ・ビョンホン、累積観客1627万人)が481万人を集めたが、今年は極度の不振を見せた。

    『南山の部長たち』(監督オ・ミンホ、累積観客472万人)が1月1カ月間に387万人を動員したのが最高成績で、事実上、ヒット作はなかった。

    1月に韓国映画の観客数は前年同月比3.0%(36万人)減少した1159万人を記録した。1月に韓国映画の興行収入は前年同月比0.3%(3億ウォン)減少した993億ウォンと集計された。外国映画の観客動員数は前年同月比14.8%(92万人)減少した525万人。1月の外国映画の興行収入は前年同月比13.8%(71億ウォン)減少した444億ウォンだ。
  • 毎日経済 スタートゥデイ ハン・ヒョンジョン記者 | 入力 2020-02-21 09:26:53