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防弾少年団SUGA、Big Hitエンタが楽曲サンプリング巡り謝罪

    グループ防弾少年団(BTS)のメンバーSUGAが最近公開したミックステープの収録曲に、米国の新興宗教教祖ジェームズ・ウォーレン・ジム・ジョーンズの演説が使われたという主張が提起され議論が拡大した中、所属事務所のBig Hitエンターテインメント(以下Big Hit)が公式的に謝罪した。

    SUGAは22日「Agust D」という名で2番目のミックステープ『D-2』を発表した。全10曲の収録曲のうち『What do you think?』は自分が成し遂げた成果を振り返り、やや整斉されていない単語でヘイターたちを狙撃する内容だったが、導入部に挿入された「あなたは死んでも生きる。生きて信じる者は決して死なないだろう」という内容の英語演説が議論になった。

    該当の音声が教祖ジム・ジョーンズの肉声として確認された。

    ジム・ジョーンズは、人民寺院というアメリカの振興宗教を作った教祖で、1978年11月に信徒に服毒自殺を強要し、別名「ジョーンズタウン大虐殺」を起こした人物である。この事件で当時900名以上が死亡しジム・ジョーンズ本人も自ら命を絶った。

    これに対し一部のファンはTwitterで「#シュガ#ジム・ジョーンズ#どう思う」というハッシュタグをつけてフィードバックを要求し、所属事務所のBig Hitは「SUGAのミックステープ『D-2』収録曲『What do you think?』導入部の演説ボーカルサンプルは、該当曲のトラックを制作したプロデューサーが特別な意図なしに、演説者を知らない状態で曲全体の雰囲気を考慮して選定した」と公式的に謝罪した。

    Big Hit側は「内部プロセスによって内容の適正性を確認する手続きを進めたが、選定及び検収の過程で内容上不適切なサンプルであることを認知できず曲に含めるというミスがあった」と説明した。

    Big Hit側は「全世界を対象にした多様なコンテンツを検収する独自のプロセスを通じて社会、文化、歴史的に問題になる恐れのある内容を確認しているが、全ての状況を理解し、それに合わせて対応することには限界がある」とし「今回の場合には事前に認知できず、これに関連した歴史的、社会的状況に対する理解も不足していた。これによって傷つかれたり、不便を感じられた方々に謝罪の言葉を申し上げる」という立場を伝えた。

    Big Hit側は「アーティスト本人も予想できなかった部分で問題が発生したことに対して、困惑しながら深い責任感を感じている」とし「議論になった部分は直ちに削除して再発売した。今回の事例を教訓に全ての製作過程をより綿密に点検する」と約束した。

    次はBig HitエンターテインメントのSUGAミックステープに関する公式立場全文

    こんにちは。ビッグヒットエンターテイメントです。

    防弾少年団(BTS)のメンバーシュガのミックステープに関する立場を伝えます。

    防弾少年団のメンバーSUGAのミックステープ『D-2』収録曲『What do you think?』導入部の演説ボーカルサンプルは、該当曲のトラックを制作したプロデューサーが特別な意図なしに、演説者を知らない状態で曲全体の雰囲気を考慮して選定しました。

    該当演説ボーカルサンプルを選定した以降、会社は内部プロセスによって内容の適正性を確認する手続きを進めました。しかし、選定及び検収の過程で内容上不適切なサンプルであることを認知できず曲に含めるというミスがありました。

    全世界を対象にした多様なコンテンツを検収する独自のプロセスを通じて社会、文化、歴史的に問題になる恐れのある内容を確認しているが、全ての状況を理解し、それに合わせて対応することには限界があることを経験しています。

    今回の場合には事前に認知できず、これに関連した歴史的、社会的状況に対する理解も不足してました。

    これによって傷つかれたり、不便を感じられた方々に謝罪の言葉を申し上げます。

    問題点を確認した後、該当部分をただちに削除して再び発売した。アーティスト本人も予想できなかった部分で問題が発生したことに対して、困惑しながら深い責任感を感じている。

    今後、今回の事例を教訓に全ての製作過程をより綿密に点検します。
  • 毎日経済 スタートゥーデイ パク・セヨン記者 | 入力 2020-05-31 22:47:20